泣きそう…! 子連れのおでかけでうれしかった「他人の優しさ」
小さな子どもを連れてのおでかけは、ひとりでするお出かけよりもずっと難易度が高くなるもの。子どもが機嫌を損ねないか、周りに迷惑をかけないかとヒヤヒヤしてしまうこともあるでしょう。そんなときに、周りからあたたかい言葉をかけられたり、優しいアクションを起こしてもらったりすると、すごく心があたたまりますよね。
ここではそんな、子連れのお出かけで他人にしてもらってうれしかったエピソードを聞いてみました。
「かわいい赤ちゃん!」と褒められる
「子どもを連れて電車に乗っていたら、小学生くらいの女の子に『わー、かわいい赤ちゃん!』と褒めてもらえてうれしかったなぁ。『ほっぺぷにぷにだから触ってみる?』って聞いたら、喜んで触ってくれて、すごく幸せな気持ちになった」(30代/看護師)
▽ 自分が育てているかわいい子どもを「かわいい」と言われたら、どんな親だってうれしいもの。顔を輝かせながら我が子を見てもらえると、幸せな気持ちになりますよね。
「こういう子ほどいい子に育つのよ」
「イヤイヤ期まっさかりの子どもがショッピングモールでイヤイヤを発動。泣き叫んで手が負えなくて途方に暮れていたら、通りすがりの婦人にニコニコしながら『元気ね、こういう子ほどいい子に育つのよ。ママは大変だと思うけど』って言ってもらって気持ちが救われた」(30代/公務員)
▽ 子どもに振り回されて疲れ切っているときや、子どもが言うことを聞かずにまいっているときに優しい言葉をかけられると、グッときますよね。周りに迷惑をかけてしまっているという焦りから、つい余裕がなくなってしまうときほど、こういう言葉に励まされるのです。
「頑張ってるね~、無理しないでね!」
「1歳と0歳の年子で産んだ子どもを2人連れてお出かけをしていたら、エレベーターで年配女性に『ママさん頑張ってるね~! 無理しないでね』って言われて、普段自分で頑張るのが当たり前だと思ってワンオペしていたからこそ、胸がつまって泣きそうになった」(30代/専業主婦)
▽ 自分で産んだのだから、育てるのは当たり前。そうやって身を削りながら育児に奮闘していると、ふとした優しい言葉に胸を打たれたりもするものです。見知らぬ人から頑張っていると言ってもらえることはうれしいですね。
電車の乗り降りを自然に手伝ってくれる
「ベビーカーで電車に乗ったとき。ベビーカーがうまく動かなくて電車から降りるのに困っていたら、近くにいた人たちが自然に手伝ってくれて、ベビーカーを外に運び出してくれて感動。こんなに自然に親切ができるような人に私もなりたいと思った」(30代/IT)
▽ 親切なことをされると、自分もだれかに親切にしたいと思うもの。特に、自分が大変なときにしてもらった親切な行動はずっと忘れないものなのです。
その場で買ったばかりのお菓子をくれる
「バスで子どもが泣いていたら、隣に座っていたおばさんが高級そうな和菓子をくれた。お礼を言いながらもまだ食べられないんですって伝えて返そうとしたら『よかったらあなたが食べて』って言ってくれて、その優しさが身に染みた」(30代/パート)
▽ 子どもに対してだと思い丁寧に断ったら、「あなたが食べて」と言ってくれて、より一層優しさを感じたのだとか。素敵なお話ですね。