父親としての自覚ある? 思わず夫にイラッとした言動

2019.09.19

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子どもは父親と母親ふたりの子どもです。にもかかわらず、「子育ては母親がするものだ」「子どもを育てることこそ母親としての喜びだ」と時代錯誤なことを考えている人もいますよね。子どもは女性がひとりでつくって出産するものではありません。かならず相手がいて、初めて妊娠するのです。
しかし、その自覚を持っていない父親は多いもの。ここでは「いやいや、ふたりの子どもだから!」と夫にイラッとした言動を聞いてみました。


「預かる」って…何!?

「3か月に1度だけ行く美容院。休みの日に楽しみにしていたら、夫が『俺が子どもを預かってるからね』とドヤ顔。預かる……? 自分の子どもを預かるっておかしくない? 面倒をみるでしょ!」(30代/パート)

▽ 自分の子どもの面倒をみることを「預かる」と簡単に口にしてしまうあたり、父親としての自覚が足りていないようですね。

いや…当たり前でしょ?

「産後初めて友達とのランチ会に参加。お洒落をして、準備完了! と思ったところで夫に『俺がみていてあげるから。ゆっくりしてきて』と言われてモヤモヤ。いつもは私がみているんだけど、それに対しては何も言わずに休日数時間ちょっと自分の子どもの面倒をみるだけで『みていてあげる』って……。
ふたりの子なんですけど!」(30代/IT)

▽ 自分の子どもの面倒をみるのは当たり前のこと。それなのに母親がみるものであると考える父親ほど、「俺がみていてあげる」という恩着せがましい言い方をするのです。

いちいち報告

「平日、定時で帰ってこれる日は夫が子どものお風呂担当。とはいっても、私が子どもの服を脱がせて洗い場に連れて行って、そこで夫は子どもを洗うだけ。
子どもの着替えも全部私。それなのに、『浴槽も洗ったよ!』とかいちいち報告してくるのがムカつく。それくらい当たり前にやってくれ……!」(30代/保険)

▽ 子どもの体を洗うだけで、イクメン気取りをする男性もいるでしょう。母親なら当たり前にこなしていることを、父親の自分ができるのはすごいと思っているようです。父親としてまだ未熟なのでしょう。

謎の上から目線

「月に1度、夫に子どもを任せて私は友達とランチに行くと、夫婦のルールを決めた。でも夫はそれを会社の人に『ランチに行かせてあげている』と言っていたようでイラッ。夫の飲み会は当たり前なのに、妻の月1ランチが『行かせてあげている』ってあんまりじゃない?」(30代/メーカー)

▽ 仕事の飲み会にはしょっちゅう参加しているくせに、妻が月に1度だけランチに行くだけで「行かせてあげている」という謎の上から目線、しょうもない夫ですね。

すぐに実家に頼る

「休日に子どもを夫に任せると、すぐに実家に頼る。結局、義母に子どもをみてもらっているだけで、ひとりで子どもの面倒をみれないんだよね。自分の子どもなのに情けないと思わないのかなぁ……」(20代/IT)

▽ 自分の子どもの面倒を自分でみることができず、毎回実家に帰る夫。それで父親として面倒をみていると思っているなら勘違いです。

2019.09.19

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko

三井みちこ

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