まるでエスパー!?「後追い」が始まった我が子との面白エピソード
「後追い」は赤ちゃんの成長過程のひとつです。個人差はありますが、早い子で生後6か月頃から、ママやパパがそばにいなくなったときに大泣きをしたり、命がけの形相で探し回ったりします。親としてうれしいことではありますが、家事や仕事に追われているときは、「勘弁して~!」と泣きたくなったりして……。今日は、「後追い」を経験されたママたちのお話です。
我が子との「後追い」エピソード
寝ていても勘づく!
「9か月になる息子は、大好きなアニメを集中して観ているときでも私の動向をしっかりチェックしていて、別室にいくと慌てて追いかけ始めます。寝ていても、私がいなくなった途端に気付いて大泣きをし始めます。エスパーか!」(看護師/34才)
▽ そばに体温を感じるものがないとさびしくて泣き始めちゃうのでしょうか。寝ているときは、ぬいぐるみや枕をダミーとしておくというママさんもいらっしゃいました。どうかしばらくだまされていて……!
パパのご機嫌取りにひと苦労!?
「私がいなくなると大泣きをする娘。席を立とうものなら、パパそっちのけでギャン泣き。パパが抱っこしていても、私の方に両手を伸ばして『ママーァァア!』と叫ぶ始末。それを見たパパは大層ショックを受けて『そうだよね……ママがいいよね……』と泣きそうな顔に。悪いとは思いながらも思わず笑ってしまった」(派遣/39才)
▽ それはパパさんが本気でへこんでしまうのも無理はないですね。でも、そこでめげてはいけませんよ! ささげた愛と時間の分だけ、子どもは笑顔をかえしてくれるものです。今に、パパから離れられないパパっ子になってくれますよ! さあ、涙を拭くのです!
トイレは扉をあけて…
「娘はとにかく離れることが大嫌いで、ちょっとでも立とうものなら、捨て猫みたいな顔をして私を見上げてくるんです。あまりに心苦しくて、トイレを我慢しすぎて、膀胱炎になってしまいました。これじゃあいかんと思い、今ではトイレの前に対面で座らせて用をたしています。だんだん慣れてはきましたが、最初は何の羞恥プレイだと思いましたよ」(パート/29才)
▽ 膀胱炎は痛いですからね……。赤ちゃんを大事にすることは大切ですが、それはママの健康があってこそですよ! トイレに赤ちゃんを同行しているという声は、特に多かったです。「抱っこ紐をしたままいく」というかたもいらっしゃいましたよ!
親子の絆が芽生え始めた証拠!
ちょっと離れただけで、赤ちゃんがこの世の終わりのような絶叫をして孤独を訴え、鼻水とよだれをダラダラたらしながら追いかけてくる「後追い」。「できるだけ我が子を泣かせたくない」という思いがあると、何をするにしても後ろめたさを感じたり、やりたいことができずにストレスがたまってしまったりもするかもしれません。
でも「後追い」は愛する我が子が、自分のことを「かけがえのない大事なひと」と信頼してくれている証拠です。「この時期はしかたない」と割り切って、とことん我が子を甘やかしてべたべたしちゃいましょう!