ネガティブな発言はNG! 子どもが失敗したときのママのベストフォロー
大人のわたしたちにも言えることですが、子どもは失敗しながら成長をしていきます。その失敗をバネにできるように後押しをしてあげるか、ガミガミ叱ってしまうかで、今後の成長は天と地の差に……。
そこで今回は二児の母である筆者が、子どもが失敗したときの子どもの感情に加え、ママのベストフォローの仕方をお伝えしていきます。
できなかったときにNGな言葉
子どもがなにかに失敗してしまったりできなかったときには「落ち込み・ガッカリ」「怒り・ショック」「哀しさ・みじめさ」を感じています。
そして、子どもが失敗した際に、「あーあ」「ほらね、だから言ったでしょ?」「なんでこんなことができないの?」「全然ダメだったじゃない」「どうせできないんだから」などといった言葉を、つい投げかけてはいないでしょうか?
そういったネガティブな言葉によって、子どもの心をさらに傷つけてしまいます。失敗した本人が一番痛みを分かっているので、ママはそれをサポートするだけでいいのです。余計な一言は禁句ですよ。
ママにしてほしいベストフォロー3つ
では、子どもが失敗してしまった際には、どんな対応をするのがベストなのでしょうか?
1. 努力を褒める
結果が悪くても、最後までがんばったことややろうとした努力を認めてあげましょう。結果が悪くても、そのプロセスがしっかりとできていればOKです。失敗したところを指摘するのではなく、できたプロセスを褒めて励ましましょう。
2. ガッカリ感を出さない
子どもがうまくできないとき、ママがガッカリするケースも多く見られます。「なんでできないの?」と子どもにネガティブな感情ばかりぶつけていると、失敗を恐れるよりもママの機嫌を恐れる子どもになってしまいます。
子どもが失敗したとき、ママがガッカリ感を出さないだけで子どもはとても気持ちが救われるんです。「がんばったね」と失敗を受け止めてあげましょう。
3. 助言するなら具体的に
子どもは大人が説明をしてもあまり理解できません。「だからこうしなさいって言ったでしょう」と口で説明するよりも、具体的に行動で実践して教えてあげたほうが実になります。そしてママも一緒に実践することで、なにか気づきを得られるでしょう。
失敗した時にかけてあげたい言葉
「うまくいかなくていやだったんだよね」「途中まで上手にできたね、だんだんできるようになるね」「ゆっくりでいいんだよ」「やろうと思ってがんばったんだよね」「がんばったね、次はママと一緒にやってみようか?」など優しい言葉、元気や自信を取り戻させる言葉をかけてあげましょう。
子どもにとってママはエネルギーの源です。ママの励ましやなぐさめの言葉は子どもの心に深く残り、大きくなったとき失敗しても自分で立ち直れるへこたれない強い心が育っていきますよ。