“親子でハッピー”でいるため覚えておきたい育児ヒント5つ
子どもが生まれてみると、育て方やしつけについて悩むことがたくさん。絶対の正解はないからこそ、常に模索しながら試行錯誤が続きます。
でもあまりに世間や育児雑誌の情報に振り回されるのも、親だけでなく子どもにとってもストレスフル。だからこそ親子でハッピーでいるための育児ヒントをしっかり覚えておきましょう!
ハッピーでいるための育児ヒント
1: 子どもの要求やおねだりをときにはきっぱりと断る
自分の子どもがイノセントな天使の笑顔でおねだりしてきたら、なんでも聞き届けてあげたくなる、というのが親心かもしれません。誕生日、クリスマス……他にもいろいろな機会があります。とはいえいつでもなんでも望み通りに叶えてしまうのは、子どもにとってもよくないでしょう。なんでも自分の思い通りになると思ってしまうのは、今後大きな欠点となって表れてきます。
様子を見て断るべきときはちゃんと断る厳しさも親として必要です。
2: 自分が子どもの頃の体験談をよく話してあげる
「勉強しなさい」「我慢しなさい」と言うのは簡単です。でも自分が子どもの頃、果たして親の言うことを何でも聞いて、従っていたでしょうか。反発したり、親の期待通りできなくて悔しい思いをしたこともきっとあるはず。子どもに対して常に上から目線でいるのではなく、そんな自分の子どもの頃の体験談もたくさん話してあげましょう。
立派な非の打ちどころのない親でいるより、子どもから共感を得られる親のほうがきっと幸せです。
3: “ありがとう”と言える子どもに育てる
英語圏での幼児期のしつけで最も重視される言葉が“サンキュー”、つまりありがとうをちゃんと言えるのが最低限のマナーとされています。この習慣は周囲の人への感謝の気持ちを育むうえでもとても効果があると言えます。
親子のあいだでも何かをしてもらったら、お互いに“ありがとう”と素直に言えるメンタリティを育んで、そうすれば親子のコミュニケーションはよりスムーズに進むでしょう。
4: お金の大切さをきちんと教える
子どものうちからあまりお金のことについて話すのは気が引ける、と思う人もいるかもしれませんが、きちんとした金銭感覚を身につけることは生きていくうえで欠かせないライフスキルです。おこづかいやお年玉、子どもがお金をどんなふうに使うか、よく話し合ったり、記録をつけさせてお金との上手な付き合い方を一緒に考えることを習慣としてみましょう。
5: ボランティア・寄付・募金など、“誰かのために何かする”ことを実践で示す
子どもには自分勝手で利己的な人間になどなってほしくないと親なら思うはず。自分を大切にするように、他人のことも尊重し、助け合える人間になるために親としても率先してボランティア、寄付、募金など行動を起こしてみましょう。自分の世界観が広がるだけでなく、子どもにとっても最良のお手本となるはず。自分たちの生きている世界にはいろいろな人たちがいて、思いやりや助け合うことの大切さを実践を通じて伝えてゆきましょう。
まとめ
親子でリラックスしたハッピーな関係が築けていれば、育児にまつわるたいていの問題やハードルを超えていけるでしょう。肝心なのは親子だからこそ、互いに認め合い、リスペクトする関係を築くことです。以上5つのヒントはそんな関係になるためにきっと役立つと思います。