子どもの「なんで? どうして?」の質問攻めはこう返すのが正解!
子どもが言葉も話せるようになり好奇心も出てくると、見るもの出会うものすべてに「なんで?」「どうして?」と興味を持つようになります。そんな質問攻めに困り果てていませんか? なかには忙しいときに質問をされるとイライラしたり適当な回答になってしまうママも多いようです。
そこで今回は子どもの成長を活かす「なんで? どうして?」の質問攻めのおすすめ回答をお伝えしていきます。
妄想返し
<例>
「なんで空から水が落ちてくるの~?」
「お空さんがエーンって泣いているのかもね……」
子どもは大人が思っている以上に想像力が豊かです。物理的なことを話してもまだ理解できない年齢の子どもには、こうした夢を描けるような妄想返しで、子どもの想像力を育てるようにしましょう。
想像力が豊かになると発想の転換も早くなるので将来的にヒラメキの天才に! 想像は自由なのでどんどん想像させて子どもの世界を広げてあげましょう。
オウム返し
<例>
「どうしてお店で走っちゃいけないの?」
「なんでかな? ○○ちゃんはなんでだと思う?」
質問攻めが続いて、ママも少し疲れてしまったときは、オウム返しをして同じ質問を子どもにしてみましょう。そうすることで、質問攻めが一度おさまりますし、子どもも自分で考えるきっかけができます。
それでも分からないと言われた場合は、「一緒に考えてみようね」と言って説明しましょう。一緒に考えることで覚えることができるので、しつけの質問攻めのときにおすすめです。
ママも分からないことを認める
<例>
「ねぇ、どうして? なんで?」
「ごめんね……ママも分からないの」
子どもにとってママはなんでもできるスペシャリストです。だからこそ、ママに「なんで? どうして?」の質問攻めが起こるのです。
ママだって分からないこともありますよね。そんなときは正直に、ママも分からないこともあるんだよということを伝えることも大切です。
しかし、分からないままにせず、子どもと一緒に図鑑や本を見て学んだり、ママ自身がネットや辞典で調べてから「ママ、調べたよ」と伝えて、分からない問題を解決するようにしましょう。分からないことは調べるというママの姿勢を見ることで研究心も備わります。
きちんと説明をする
<例>
「どうして夜になると真っ暗になっちゃうの?」
「それはね……」
年長さんくらいになると、妄想返しが効かなくなることも。理解できる年齢になったらきちんと説明をしてあげることが大切です。
納得のいくように説明をしてあげることで、疑問が解決したおもしろさやたのしさが得られ、子どもなりに達成感を感じることができます。
小学生までにこうした達成感をたくさん味合わせてあげることが勉強への意欲や興味へ繋がります。
いかがでしたか?「なんで? どうして?」の質問攻めがおっくうになっていたママは、ぜひこれらを取り入れて子どもの疑問を成長させながら解決していきましょう。