不安がいっぱい…妊娠中の“保活”で抑えておきたい6つのポイント
最近、0歳からお子さんを保育園に預けて働くワーキングママが増えてきました。
0歳から預ける場合は、妊娠中から見学や書類の準備などが必要になります。でも第一子だとわからないことや不安がいっぱい……そこで“妊娠中の保活”のポイントをお伝えしていきます。
保育園が決まるまでの流れ
1. 情報収集スタート
出産予定日がわかれば、市町村の保育課で最新の案内をもらいましょう。認可保育園・認可外保育施設の情報収集をスタートします。復職のタイミング、0歳から預けるのか1歳から預けるのかで選び方も変わってきます。
2. 見学開始
実際に見学の予約を入れます。
【見学ではココをみる!】
□ 送迎に無理のない場所か
□ 保育時間は何時から何時までか
□ 延長保育や休日保育はあるか
□ 施設は安心で清潔か
□ 給食やおやつは園内で手作りか
□ アレルギー対応をしてくれるか
□ 急病のときの呼び出し基準は?
□ 園の子どもたちはのびのびと元気に遊んでいるか
□ 園庭やプールの有無。ない場合はどこで遊ばせているか
□ 園長先生や保育士さん同士の雰囲気は良好そうか
3. 保育課に提出する書類作成
申し込み締め切りに間に合うように書類を用意します。不備があると受理してもらえないので、提出前に一度保育課で確認してもらうと安心です。
4. 書類提出
締め切りが近くなると並ばないといけなかったり、人数が多いと予約になったりするので少し余裕をもって提出しましょう。提出するときはあとで見返せるようにすべてのコピーをとっておくのがおすすめです。
5. 結果が届く
決まった場合はそのまま入園準備に。決まらなかった場合は、認可外の保育園を探し、復職のタイミングを就職先に相談します。
6. 入園説明会から入園まで
晴れて入園、そしてママも仕事復帰。
流れで見るとスムーズに見えますが、これらすべてを妊娠中に行わなくてはいけないため、体調と相談しながら行うのは意外と大変です。パパのサポートを受けられるときは甘えていきましょう。
産休前にしてほしいこと
産休明けに仕事復帰をすると、会社にいづらい……といった声もときどき耳にします。
そうならないためには、産休に入るまでの期間で、会社の人間関係に気を配っておくことが大切です。たとえば、「上司に復帰後の仕事について相談をしておく」。――少し面倒かもしれませんが、復帰後もお世話になる人には「ご迷惑をおかけしますが、今後ともよろしくお願いいたします」などと一人一人お手紙を添えて渡すだけでも、復帰後の歓迎の仕方も違ってくるでしょう。ワーキングママは職場の人の協力も必要なことも多くなるので、こうしたちょっとした気遣いはとても大切ですよ。
希望通りにいかないこともある
自分を責めないこと
最近では妊娠中からの保活をがんばるママが増えていますが、ママのがんばりと保育園に入れるかどうかは無関係です。もっと早く調べておけばよかったと自分を責めないことです。
入園後、思っていた園と違った
見学でよいと感じても実際に入ってみなければわかりません。
担任の先生、同級生のお友だちやご両親との関わり合い、園での生活など実際に入園してからわかることもたくさんあります。でも大丈夫! 子どもはどんな環境にもなじんでいき、人間関係を育みます。
妊娠中の保活は、まだ生まれていない我が子を思って情報収集を重ねるため、精神面でも大変なことがたくさんあります。相談にのってくれる保育園の先生に、不安を打ち明けてみてもよいかもしれませんね。