その育児疲れ…もしかして子育て情報迷子かも?
いまはネット社会。なんでも不安があれば手持ちのスマホ一台で調べられるようになりました。便利と言えばその通りですが、なかにはデメリットも多く潜んでいます。いろいろな情報を取り入れ過ぎると、余計に悩みが深くなる場合も……。
今回は、そんな世に溢れる子育て情報と上手に付き合うポイントをお伝えしていきます。
1. 子育て情報サイトは極力見ない
子育て情報サイトを見ることで気分が晴れるなら問題ないのですが、情報を取り入れすぎると周りの子どもと自分の子どもを無意識に比べてしまいます。特に「わが子は○歳で歩きはじめた」など、子どもの成長に関する口コミは不安が増すだけです。
子どもの成長ペースは一人一人違います。心配な時は医療機関や市の子育て支援に問い合わせれば相談に乗ってくれますよ。
2. ネットの情報を信じすぎない
「子どもがケガをしてしまった」例えばこんな時、どう処置をしたら良いか分からずにネット検索するママも多いのではないでしょうか? しかし、子どもの健康や医療に関してはネットの情報をうのみにせず、病院へ連れていくか、かかりつけの医師に問い合わせましょう。
早朝や夜の緊急時は、自治体で24時間対応している子ども救急相談もあるので、そこに問い合わせをすれば医師や専門家が適切に指示してくれます。
3. うわさ話を真に受けない
ママ友同士のうわさ話は、聞くだけでも相当疲れますよね。ママ友との交流では、人のうわさ話になっても真に受けずに流すようにしましょう。人から人へ渡っていく情報は、歪曲されていることも多く、話に加わると周りからの信頼も失いかねません。
うわさ話を真に受けるのではなく、自分で相手の評価を決めるようにしましょう。
4. 子育てに正解はない
人間、十人いれば十通りの子育て方法があります。お受験に成功した子がやっていたことを真似したりするのではなく、得た情報はあくまでも一例として参考程度に留めましょう。
子どもがやってみたいと言ったり、あなたがやらせてみようと思ったら取り入れてみればいいですし、試行錯誤しながら前に進めばきっとその子なりの個性が伸びていきます。
5. グッズを取り入れるのも善し悪し
ママが抱っこしているかのように揺れ動くバウンサー、赤ちゃんが泣き止むオルゴールなど、いまは昔では想像もつかなかった便利な子育てグッズが豊富です。しかし、完全にあれもこれもと日常生活に取り入れてしまうと、それ頼りの育児になってしまい、自分らしい子育ての仕方が分からず迷子になってしまいます。
ありのままの泣く姿、ぐずる姿を楽しむのも小さいころにしか味わえない醍醐味ですよ。
そもそも、私たちの両親はスマホやネットがまだ普及していない時代だったため、ありのままのあなたと向き合い愛情を与えてきたのです。育児疲れに発展する前に、情報をシャットアウトしてみて、ありのままの我が子と向き合ってみてはいかがでしょうか。