【年齢別に伝授】子ども同士がケンカ…そんな時ママはどうしたらいい!?
小さい頃は、お子さん同士がケンカしてしまうことはよくあります。見ていてママはヒヤヒヤしますが、トラブルがあるからこそお子さんは成長していきます。
そこで今回は、子育て中の私が自らの経験で学んだ、お友達とのケンカのトラブルの解決法を、年齢別にお伝えしていきます。
1、2歳児のケンカはコミュニケーション!?
1、2歳児のお子さんはまだお友達という感覚はなく、ひとり遊びが主流です。この時期は相手の気持ちを理解する能力が未熟なので、トラブルも絶えない時期と言われています。無言でおもちゃを取ったり泣いたり押してしまったりするのは、言葉が出ないお子さんなりの立派なコミュニケーションでもあるため、トラブル予防よりトラブルが起こってからのサポートが重要です。
こうしたやりとりを繰り返しながら相手の気持ちに気付いていくため、もしおもちゃを取ってしまったりお友達を押してしまったら、お子さんに「こうしたらお友達はどんな気持ちになるかな? 順番に使おうね」などと伝え、お友達に「嫌だったよね、ごめんね」とフォローを入れましょう。繰り返し伝えていくことで、お子さんも思いやりの能力が伸びていきます。
3歳児はケンカも勉強!?
これをされたら嫌な気持ちになるということをわかってくる3歳児ですが、まだ思いやりより自分の欲求のほうが強く、ケンカになってしまうこともあります。
しかし「一緒に遊ぼう」「貸して」が言える時期ですので、ケンカになりそうな時やケンカになってしまった場合は、ママがお手本を見せてあげましょう。おもちゃを借りたそうにしていたら、「一緒に貸してって言ってみようか」、お友達が貸してほしそうにしていたら「○○ちゃんにどうぞしてみようか」などとお手本を見せることで、今後こうした場面になった時どうすればいいか学べるのです。
4、5歳のケンカは思いやりも育つ!?
してはいけないことの判断が付いてくる4、5歳児は、ある程度安心して見守ることができるようになります。相手の気持ちに気付き、言葉でやりとりをし、一緒に遊ぶ時期ですので、その中で起こったケンカは口を出さずに、まずはお子さん同士で解決させるように見守りましょう。
ストレートな「叩く・押す・取る」などのシーンでも、子ども同士でどう解決していくかがとても大切です。解決せずエスカレートしてきた場合はママが間に入り、今後自分から譲ったり謝ったり思いやったりする心が身に付くようなフォローを入れましょう。
まとめ
公園や施設などでケンカが起こることはよくあり、実際にママたちに意見を聞いても「お互いさま」と思っている方が多いです。自分の子どもがケンカを始めてしまった場合は素直に謝ることが大切ですが、お子さん同士がのびのびと遊び思いやりを育てる上で、こうしたお互いさまの気持ちをママたちが持つことも、とても大切だと思います。