ママ必読! 子どもの好き嫌いを克服できるスゴ技って?
ママの悩みの上位に上がるほどの子どもの好き嫌い問題、あなたのご家庭は大丈夫ですか? 野菜が嫌いでいつも残してばかりいると栄養バランスも心配になりますよね。そこで今回は、好き嫌いの克服ができる技をお伝えしていきたいと思います。
そもそも一日に必要な野菜の量って?
一日に必要なお子さんの野菜の量は以下の通りです。
・ 1~2歳 180g
・ 3~5歳 240g
・ 6~7歳 270g
*厚生労働大臣が定めた日本人の食事摂取基準2015年版より
量にすると両手のひらからあふれるくらいなので、お子さんにとっては多いと感じるかもしれません。一回で全部とろうとせず、一日三回の食事の中で少しずつとるのがおすすめです。そしてサラダにすると量が多く感じるので、スープやソテー、煮物などにしてカサを減らしてとり入れることをおすすめします。
好き嫌いを克服させる4つの技!
味のあるおかずにとり入れる
実は私、小さい頃ニンジンとピーマンが食べられなかったのですが、青椒肉絲や酢豚など味の付いた料理を食べたことによりおいしく感じ、そこから食べられるようになりました。素朴な味をテーマにしたサラダやスープはどうしても野菜の苦みなどが残るため、お子さんは苦手に感じてしまいます。ですので初めは味の濃いおかずに入れて、野菜自体の味をごまかすことも効果的だと思います。
私のおすすめはこれからの季節にピッタリの夏カレーです。トロトロになるまでたっぷり煮込むことで、ピーマンやナスなど自分の嫌いな野菜だと気付かず完食してくれますよ。
大好きな料理にみじん切りにして入れる
とり入れやすいのはハンバーグや餃子、肉団子、オムレツなど、ひき肉を使った料理です。
特にハンバーグは好物なお子さんも多いと思うので、みじん切りよりもさらに細かく切り、しなしなになるまで炒めてひき肉と一緒に混ぜるだけで、嫌いな野菜が入っていることを感じさせない普通のハンバーグに仕上がります。
潜在意識を変える
お子さんは一度「嫌い」と感じてしまうと、どんな料理にでもそれが出てくると絶対に食べてくれませんよね。
以前バラエティ番組で、タレントの千秋さんがお子さんの好き嫌いについて嫌いなものをメニューに出し、あえて「すごくおいしい、どうしてこんなおいしいものを食べないの? もったいないよ」と言って笑顔で食べると、子どもも食べてくれるとおっしゃっていました。嫌いな野菜は親が「おいしい」と口に出しながら食べることで、お子さんの嫌いという潜在意識を変えることができるのだそうです。
好き嫌いのためでなくても、実際においしいと口に出してご飯を食べることはとても大切なことですし、テクニックいらずなのでぜひとり入れてみましょう。
かわいくかっこよくカラフルにしてみる
お子さんは派手でカラフルなものが大好きですよね。料理も同様で、例えばニンジンを普通に着るのではなく星やハート型にくり抜いたり、キャラ弁ならぬキャラ飯にしてみたり少しアレンジを加えることで、「かわいいから食べてみよう、かっこいいから食べてみよう」という気になってくれます。食べてみようというこの好奇心はとっても大切ですよ。
いかがでしたか? 一番忘れてはいけないことはお子さんが嫌いな野菜を頑張って食べられた時には、褒めたたえることです。大の大人でもそうですが、お子さんは特に褒められると伸びるので、「よし、次も食べるぞ」という気持ちになってくれるはずですよ。