「我が子が手をつないで歩いてくれない…」そんな悩みを解決するには?
外には危険がいっぱい。車や自転車、歩行者との接触、信号や段差など、気を付けなければケガをするシーンがたくさん潜んでいます。手をつないで歩くことはスキンシップだけでなく、こうした危険防止にもつながります。
しかし3歳未満のお子さんは、手をつなごうとしてもパッと離したり、手をつないでも長くは続かないことが多いです。
そこで今回は、「手をつないで歩いてくれない」と悩んでいるママのために、我が子と手をつないで歩く簡単なポイントをお伝えしていきます。
手をつながないことにも理由が?
3歳未満のお子さんは、一度手をつないでくれてもすぐにパッと離して走り出したりしてしまいます。しかし、突然手を放して走り出してしまうのはその先に魅力的なものがあるなど、お子さんなりの事情があります。まずは、その事情を認めてあげることが大切です。
そして、危険な時だけ手をつなごうとしたり、無理矢理引っ張ったりすると、手をつなぐことにマイナスなイメージを持ってしまい、手をつなぐのを嫌がってしまいます。また3歳頃までは、抱っこやおんぶの方が好きなので手をつなぐのを嫌がるかもしれません。そこも理解しておくと、「なぜつないでくれないの?」とママが自分を責めることを回避できますよ。
我が子と手をつないで歩くポイント
歌いながらつなぐ
お子さんの好きな歌をリズムにのって歌いながら大げさに手をふったりすることで、楽しくつないでくれます。ずっとは難しくても、危ない道路や信号や踏切付近など、つないでほしい時に実行すると良いでしょう。
遊びの延長でつながせる
遊び好きの子には「今から外に行くからママとおててを合体させて行こう!」などと言うと、「がったーい!」と案外喜んで手をつないでくれます。信号や危ない場所で手を放してしまっても「手をつながないとダメだよ」ではなく「合体~!」と遊び感覚の声がけをしてみましょう。
お子さんを頼ったふりをする
「ママをあそこまで案内してくれるかな?」「ママ、道を忘れちゃった。おててつないでお家まで連れてって」などと、お子さんにわざと頼ってつながせる方法もあります。すぐに手を放してしまう子でも、「ママを連れて行かなきゃ」と普段とは逆の立場になるので、最後まで離さずにいてくれますよ。
手をつなぐことは絆も深める
手をつなぐ行為は、好きな相手同士でないとできないことです。大人が何万人といても、その人のことが好きでないと手をつなぎませんよね。子どもはそれをよくわかっています。
お子さんにとって手をつないでくれる人=自分を愛してくれる人であり、自分が好きな人でもあるのです。ですので、日頃から手をつないで親子の絆をどんどん深めていきましょう。
毎日「外では手をつなぐこと」を習慣づけることで、どんな時でも離さずに手をつないでくれるようになってきますよ。