ガミガミ癖は逆効果!? 子どもに伝わる叱り方とは
あなたはお子さんにどのシーンで叱っていますか? お子さんの自我が芽生えてくると、親子で衝突する場面も少なくありません。教育だからと叱りすぎては逆効果ですし、叱ることでママ自身も精神的に疲れますし、罪悪感が残ったりしますよね。
これは年齢に関わらず自我がでてくる2歳前後から成人するまでに言えることですが、親が子を叱るシーンは教育の上で欠かせません。しかし、むやみやたらに叱るのではなく、叱る場面をある程度限定することが大切です。必要以上に叱ることはせず、あとは褒めて伸ばしてあげましょう。その叱る場面とはこのシーン!
叱る項目はこの3つだけ!
1…ケガにつながるような危険なことをする
園や学校に元気に登校して元気に帰ってくれば。それだけでじゅうぶんに幸せなこと。日常で危険な遊びや行為をしている場合は注意をし、なぜ危ないのかをわかりやすく伝え、ケガをしたら痛いだけでなくまわりの人も悲しむということも教えてあげましょう。
2…人を悲しませることをする
人に意地悪をしたり乱暴をしたり人を悲しませることは、絶対にしてはいけないということを教えていきましょう。ママが思いやりを持って生活したり、ママが見本となって困っている人を助けるなど、まわりの人が喜ぶ行為を続けるのが、一番早くて簡単な教え方です。これを見ている子どもは、自然と「まわりの人を悲しませる行為はしてはいけないんだ」という考えが身につきます。
3…ルールを守らない
生きていく上で、その場その場のルールを守ることはマナーです。社会のルール、学校でのルール、公共の場でのルールを守らない場合は、正しいお手本を見せて教えてあげましょう。小さいお子さんで理解がまだ難しい場合も、「なぜダメなのか」を教え続けることでだんだんと理解ができてきます。
その他
これら3つのこと以外にも、他に「これだけはしてほしくない」ということがあれば項目に加えましょう。ただし項目を増やしすぎると、いつものガミガミとなんら変わりないので、気をつけてくださいね。
まとめ
今回ご紹介したことは、子どものうちだけでなく大人になってからもとても大切なことです。よいしつけをしたいし、よい教育したい……親なら誰しも思うことですが、それがいきすぎると四六時中ガミガミママになりかねません。
しかしこれからは、叱るシーンはこの3つのときに限定することで、お子さんも「これはしてはいけないんだ」と強く印象づけられるはず。ママも精神的に安定しますよ。
そして一番は叱り方。ガミガミではなく一度深呼吸をして冷静に「叱る」のではなく「伝える」を意識するだけで、自然と「なにが正しくて、正しくないのか」ということがお子さんもわかっていくことでしょう。