戦うのではなく寄り添う育児! 子どものイヤイヤ期の対応法6つ
イヤイヤばかり言うわが子とどう向き合えばいいのか……。真面目なママほど自分を責め、追いつめてしまいますよね。イヤイヤ期は、子どもの成長のために必要なことです。戦うのではなく、そっと寄り添うような育児ができたら理想ですよね。そこで今回は、ママの気が楽になるようなイヤイヤ期の対応法をご紹介します。
イヤイヤ期の対応法6つ
1. まずは共感してあげる
「頭ごなしに叱るんじゃなく、『そっかー、イヤだったねぇ』と共感してあげること。大人でも、つらい気持ちを共感してもらえないと反発したくなるでしょう? 子どもならなおさらそうだと思う」(32歳/女性)
▽ 多くの育児書にも載っていますが、まずは子どもの気持ちに共感してあげることが大切。自分の気持ちを理解してもらえたということで、ヒートアップした感情が落ち着いてくるのです。
2. グズグズしたら気をそらせる
「グズグズしそうになったら、『見て、あそこにネコさんがいるよー』、『パトカーの音がきこえるねー』と、とにかく声をかけて気をそらさせる」(30歳/女性)
▽ イヤイヤタイムが始まったら、とにかく気をそらせること。高い高いする、お気に入りのDVDをみせる……など、興味をもちそうなことをなんでも試してみましょう。
3. クールダウンするまで待つ
「泣きわめいているときに、優しい言葉をかけたら余計ひどくなる。食べたくないなら食べなきゃいいし、眠たくないなら寝なきゃいいと思って放っておく。そのうち泣くのに飽きてケロっとしてるよ」(36歳/女性)
▽ 急いでいるときは厳しいかもしれませんが、ときには子どもの気持ちが切り替わるまで待ってあげるのもひとつの手です。怪獣といえども、まだ赤ちゃん。時間がたてばなぜ自分が泣いているのかも忘れてしまうのです。
4. 自分で決めたということが大切
「『お風呂入ってからハミガキするのと、ハミガキしてからお風呂に入るのとどっちがいい?』と選ばせる」(36歳/女性)
▽ どっちにしても、やることは一緒。しかし、自主性が高まるイヤイヤ期には、自分で決めたということが大切になるのです。困ったときは選択肢を用意しておきましょう。
5. イヤイヤ期写真集をつくる
「いつか息子が思春期になったとき、この泣き姿をみせてやる! と思って、グズグズしたら写真をパシャリ。それを見て恥ずかしがる未来の息子の姿を想像してニヤニヤしてる」(32歳/女性)
▽ なんとも前向きなママです! 今はウンザリするけれど、いつかはイヤイヤ怪獣ともお別れのときがくるのです……。そう思えば、愛おしい気持ちがよみがえってきますよね。
6. 真面目にとらえすぎない
「自分の育て方が悪いから……なんて思わないこと! 上の子はイヤイヤ期なんてなかったのに、下の子の怪獣っぷりはすさまじい。同じ育て方をしていても、性格ってこんなに違うんだなぁって思う。育て方は関係ない! その子の個性だと思って受け入れることが大事」(35歳/女性)
▽ イヤイヤ期がある子もない子もいます。真面目なママほど、自分の育て方が悪いからと思いがちですが、子どもの性格や個性のひとつだと思いましょう。感受性豊かなぶん、泣いたり怒ったり、感情表現が豊かなのです。完璧な育児をすることよりも、毎日を少しでも楽しく過ごすように心がけましょう。子どもは、いつだってニコニコ顔のママが大好きなのです。