いざデキる子へ! 賢い子のママは勉強を見守るのが上手だった!
進んで宿題をやる子やママから言われてやる子……と、もちろんさまざまな子がいますが、自分のベースをつかんでいるお子さんは、成績もグングンあがりやすく、ママの勉強の見守り方もとても上手です。いつもガミガミ言ってしまう、ミスを指摘してしまうママは、見守り術で賢い子に導いていきましょう。
賢い子を育てる4つの見守り術!
1. お子さんのペースをつかむ
帰ってきたらおやつを食べて一息してから宿題に取り掛かる子もいれば、少し遊んでから取り掛かる子もいます。
宿題の声がけをするならば、ギリギリまで待ってみてお子さんが自らやらなそうだった場合にしましょう。たとえば、ママもご飯作りをしようとした矢先に、家族に「まだ作ってないの?」「早くして!」と言われたらいい気はしませんよね。
2. 宿題の確認はいつでもOK
勉強中はお子さんの隣でつきっきりで見守っているママが多いと聞きます。しかし隣で見守っていると、ついペースやミスを指摘したくなりませんか? お子さんのペースで行っているのにちょくちょくママの指導で中断していては集中力も持ちません。
賢い子のママは、同じ部屋や見える範囲でそっと見守り、やったことをあとで確認します。確認するさいも「ちゃんとできた?」ではなく、「ママも○○ちゃんと同じ問題をやってみよう!」と興味を示しながら確認するのがポイントです。
3. 間違いの指摘は遊び感覚で
間違いを指摘したとき、素直に聞き入れてくれればいいのですが、自分なりに頑張った結果をあっさりとママに否定されるとすねたり意地を張って勉強をやめてしまったりします。そんなときに筆者は、以前ママ友から教えてもらった人形遊びが役立ちました。
お子さんのお気に入りのオモチャ(ぬいぐるみやキャラクターの人形)などで「○○ちゃん、ここはこうするといいよ!」「ここはどうやったのか教えて~」と代弁させるとごっこ遊びの感覚になり、間違いの指摘もすんなり受け入れてくれつつ、正しい回答も楽しく覚えることができますよ。
4. 一日これだけ! と決めつけない
1日1ページやる・30分やる……など、勉強のペースはママが決めるのではなく、まずはお子さんに任せてみませんか? とくに小学校低学年は自発的な活動を尊重する時期だと思うので、お子さんのペースで進めてもらいましょう。進め方が雑でも、やり方がよくなくても、あとでママが一緒に復習をすれば大丈夫です。
たとえば、ドリルの量も小分けに少しずつ進めて大丈夫です。大切なのは毎日、机に向かう習慣をつけることなので、「一日○ページ」「一日○分」といった指導はもう少し成長してからでも遅くはありませんよ。
小さいころからこうした勉強への環境を作っておくことで、お子さんが小学校高学年、中高生……と成長しても、自身自分で勉強をする環境作りが上手にできているので、成績もグングン伸びていきますよ。まずは、ママがこの見守り術を実行してみましょう。