二児育児あるある! 子育てのリアルな現状をレポート!
こんにちは。二児育児奮闘中のフードコーディネーターです。上の子はもうすぐ3歳、下の子はもうすぐ8か月。肩書きにそぐわず、なかなか料理を丁寧にゆっくり作る暇もないドタバタな毎日を過ごしています。そんな育児まっただなかの筆者の一日を例に、二児育児のリアルな現状をご紹介します。
自分のごはんはキッチンで立ち食い、早食い
まもなく3歳の上の子は、一人でかなり食事ができるようになったものの、まだ完全にできる状態ではありません。見ておかないと汁物はこぼすこともあるし、ごはん粒を集めてスプーンでキレイにすくうのもまだ難しい。「ママ手伝って~!」というお呼びがよくかかります。
まもなく8か月の下の子は離乳食まっただなか。生後7~8か月は1日2回食の時期。歯が生えていないので、食材はすり潰した状態でないとまだ食べられません。もちろん食べさせてあげないと一人で食べることはできません。目を離すとお皿やスプーンに手を伸ばして、ベチョベチョのごはんを髪の毛や顔、テーブルにぬりぬり……なんていうワイルドな事態に。
そんな状態なのでごはんタイムは子ども優先。自分自身のごはんはキッチンで立ち食い、しかも早食い……ということが多く、子どもたちと一緒に食べようものなら、もれなく冷めきってしまう、パスタなどの麺類は伸びきってしまう……という悲しい状態になること必至。
お風呂タイムは戦場、ほぼ裸族……!?
兄弟の年齢がもう少し離れていたら、少しゆとりがあるのかもしれませんが、まもなく3歳と、まもなく8か月だとまだまだ「ママにべったり状態」で手がかかります。なので“お風呂は一緒に”が、お約束。先ほどの食事同様、どちらも手伝ってあげないといけません。浴槽の出入りも一人では無理ですし、風呂場で乳幼児から目を離すのはとても危険。
下の子をバンボやバウンサーに固定して座らせながら、扉を開けて上の子の体や髪を洗います。そして上の子を浴槽で遊ばせているあいだに、今度は赤ちゃんをお風呂に。長く浸かるとのぼせてしまう赤ちゃんを先にお風呂から上げて着替えさせ(カゼをひくと大変なので素早く手入れして)、再びバンボやバウンサーに固定して座らせます。次に上の子をお風呂から上げて着替え。二人のドライヤーやら耳掃除が終わればやっと自分の着替えに……。
ここまで、自分のことをする暇は一切ないので、バスローブが必須! 落ち着いてからパジャマに着替えます。バスローブを洗濯してしまって乾いていない日は、ほぼ裸の状態で子どもたちのお世話をしています。
お風呂上がりのお肌はなにも塗らないとすぐカピカピに乾燥してしまうので、土台美容液だけを、下の子をお風呂から上げたタイミングで顔に塗っておきます。余裕があれば下の子の着替えが完了した時点で化粧水・乳液を塗りこみます。1分1秒が貴重なお風呂タイムはまさに戦場。もう、美容とかいってらんない……というのが本音です。
夜は子どもと一緒にもれなく寝落ち……
子どもが一人のときは、寝かしつけたあとにこっそり布団から抜け出して仕事をしたり、録画していたドラマを観たり雑誌を読むなど、自分時間を満喫していました。しかし子どもが二人になった今は、そうしたい気持ちだけはあるものの、体力がついていかず(歳をとったせいもある!?)悲しいかな、もれなく寝落ちしてしまいます。一人が早く寝ても、どちらか一人がなかなか寝ない……という風に、親の思うようにはいきません。
なので最近は、夜よりも早朝に自分の時間を持つことが増えました。早く寝た分、早く目覚めるので子どもたちが熟睡していればこっそり起きて仕事や細かい家事をすませます。まぁ、朝も子どもと一緒にゆっくり寝てしまうことも多いんですけどね。
二児育児はとにかく「効率をあげること」、そして「前向きな諦め」が肝心。完璧を目指しても疲れてしまったり、できない自分を責めてしまうことに。「どーにかなるさ」「できなくてもいいや」とかまえるくらいがちょうどいい。ママの気持ちに少しでもゆとりがあれば、子どもたちに優しく接することができるし、一緒の時間を楽しむ心の余裕も生まれるもの。
小さな命を守り育てる「育児」とは想像以上に大変なもの。でも今しかない育児期間を、子どもたちとべったり過ごせる貴重な今を、どうせなら楽しみたいものですね。育児まっただなか! というママさん、プレママさん、大変なことも笑い飛ばしながら一緒に頑張っていきましょう!