この問いかけをするだけで子どもがグングンやる気になる!
朝食時の会話や夕食時の会話、ママの皆さんはお子さんとどんな会話をしていますか? 普段の会話のなかでこんな問いかけをしてみましょう。コミュニケーションをとりながらお子さんのやる気が育ち、グングン成長していきますよ。
この問いかけをするだけで子どもが成長する!
1 … 気持ちが前向きになる質問
前に進める明るい未来をイメージさせる質問をしてみましょう。
たとえば今日、ピアノの発表会がある場合、「今日が終わったらどうなっていたい?」「ピアノの発表会が終わったらどうなっているかな?」というように、お子さんがなにかをやり遂げたあとに、自分がどうなっていたいかを想像させましょう。
そうすることで、「みんなから拍手をもらいたい」「私、上手に全部弾けるよ」といったプラス思考が働き、成功への気持ちと終わったあとの達成感がより高まります。
「明日はどんな一日になるかな?」「明日の楽しみはなにかな?」という質問もいいですね。
万が一、「失敗しちゃうかも」とマイナスな言葉がでてきたらママが「大丈夫、どんな○○ちゃんでも頑張る姿が一番だよ」と失敗を想像させないプラスな声掛けをしてあげましょう。
2 … 自信がつく質問
子どもは自分に自信が持てるとどんどん成長していきます。自信がない子は、無意識に自分のできないことにどんどんフォーカスを絞ってしまいがちなので、それをできることに目がいくようにしてあげましょう。
たとえば、「今日、うまくいったことはなにかな?」「今日、嬉しかったことはなにかな?」などと質問し、「今日は手を挙げて問題を答えられたよ」「かけっこ、早く走れたよ」と答えをもらったらそれに対してたくさん褒めてあげましょう。きっとお子さんの自信につながるはずです。
もし、うまく答えが出てこない場合は、ママが先に「ママは今日、夕飯のハンバーグを上手に作れてうれしかったよ」と自分の体験談を話してみましょう。
3 … 夢が広がる質問
子どもに、自分がなりたい人・目指す職業・やってみたいことを想像させることはとてもいいことです。アニメのキャラクターや戦隊モノのヒーローでもかまいません。大切なのは夢をもつことの楽しさや嬉しさ、それに伴う好奇心を味わってもらうことです。
それをきき出せたら、夢に向けて今できることをきいてみましょう。戦隊モノのヒーローになるためには「ご飯をしっかり食べて強くなる」や、野球選手になりたいのなら「素振りをしてうまくなる」など次にすべきことが見出せます。これで、将来小さな夢から大きな夢まで実現に向かって努力する大切さが学べます。
お子さんとの会話にタブーなのはマイナスな言葉です。自分はダメなんだ……と思ってしまうとやる気どころか挑戦することですら怖さを感じてしまうかもしれません。
これらは親子のコミュニケーションもたっぷりとれて、お子さんのやる気にもつながる、とっておきの会話なので日常的にどんどん活用してくださいね。