賢い子どもに育てるために今からできる4つのシンプル習慣
学習能力の高い幼少期は、毎日のちょっとした習慣でも多くのことを学ぶことができます。
今回は、子どもの可能性を最大限に伸ばし、賢い子どもに育てるためにしたいたいシンプル習慣をまとめてみました。
本の読み聞かせで読書好きな子に育てる
子どもが幼い時期から生活習慣にしておきたいのが絵本の読み聞かせ。絵本の読み聞かせを習慣にすると、子どもが読書好きになる可能性が高いともいわれています。
知識や想像力を広げるうえで重要な役割をしてくれる本は賢く生きるうえでの強い味方。何冊も用意する必要はありません。親子で楽しく本を読むことを習慣づけることで「本を読むこと=楽しい時間」というイメージを子どもに与えてあげることが大切です。
子どもの質問にきちんと向き合い探究心を高める
「◯◯ってなに?」「◯◯ってどうしてこうなるの?」という子どもの質問攻めに疲れてしまい、適当な返答をする――というのは、親であれば経験したことがあるはず。けれど子どもの質問に向き合って答えるのは賢い子どもを育てるうえでの重要なキーポイント。
親がきちんと質問に向かい合うことで、子どもは「質問の答えを探す」という人生において大切な探求心や解決する力を学んでいきます。疲れているときや忙しいときはその場しのぎの返答をしてしまうこともありますが、落ち着いたときに二人で質問の答え探しすことも大切です。わからないことは本やインターネットを使って二人で答えを探すのも子どもにとってとてもいい経験となります。
子どもに選ばせることで自尊心アップ
洋服やおもちゃなど子どもの身のまわり品にすべて親の嗜好を押し付けていませんか? いくら小さな子どもであっても、個人の嗜好があります。着たい洋服や読みたい本など、可能な限り子ども自身に選ばせるチャンスを与えてあげましょう。
おおらかな気持ちで子どもの嗜好を尊重することは、子どもの自尊心を高めることにもつながります。
外遊びで五感を鍛えて脳を活性化
子どもの可能性を伸ばすための習いごとも大切ですが、それに増して子どもに欠かせないのが外遊び。予想外の展開が起こりうる自然のなかでの遊びは、室内遊びに比べてルールに捕らわれないことが多く、柔軟性を育む効果があるといわれています。
ほかにも、外遊びのメリットのひとつとして挙げられるのが五感の発達。外遊びでは、室内遊びでは得ることのできない、さまざまな匂いや感触・味・温度・音・色を経験することができます。
また、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚を刺激し、鍛えることで脳の神経回路が発達し、脳を活性化するとも言われています。 さらに、自然に翻弄されながらも次々に対処を考える、そんなふうに外遊びを楽しむなかで子どもたちは自身に価値と自信を見出すことができる、と多くの教育者が提唱しています。