子どもをしかり過ぎたら絶対すべし! 子どもの自尊心を育むフォロー方法
疲れていたり、ストレスがたまっているときの育児にイライラはつきもの。疲労が原因となり、ちょっとしたことで子どもをきつくしかり過ぎてしまった……そんな経験をされたママも多いのではないでしょうか? そんなときはきちんとしたケアとフォローで親子の信頼関係を修復することが大切です。
今回は子どもをしかり過ぎたときにしたいフォロー方法をご紹介します。
1. 怒ってしまった理由を説明する
だいたいの場合、子どもをしかり過ぎてしまう原因は子ども以外のところにも存在してします。子どもの気持ちが落ち着いたら、ママが強く怒ってしまった原因を子どもにきちんと説明しましょう。
「ママは◯◯で疲れていたからしかり過ぎてしまったね」「ママは体調が悪くてついつい大声で怒ってしまったの」と理由をきちんと説明することで、子どもはシチュエーションを理解することできるようになります。
2. 目をみてあやまる
子どもをしかることはしつけとしてときに必要ですが、子どもに対して強くしかり過ぎてしまったときは素直にあやまることが大切。
感情的にどなったり、子どもを傷つけるような発言は、子どもの心に恐怖や不安、悲しみを生んでしまいます。
「さっきは怒り過ぎてごめんね」と伝えることで子どもは安心感をえることができるはず。親が自身のまちがいを認めることで親子の信頼関係とコミュニケーション力が一層育まれます。
非を認めるのは、親としてはなかなかかんたんなことではありませんが、「きちんとあやまることのできる」子どもを育てるうえで欠かせないポイントです。
3. 共感する
つぎに、子どもを本当にしかる必要があったのかどうか、単なる八つ当たりであったのか、今一度考えてみましょう。
もし子どもにも非があるのであれば、なにがいけなかったのか優しく説明してあげましょう。そのとき、子どもに立場に歩み寄ってあげることが大切です。
「◯◯君(ちゃん)がイヤだという気持ちママもすごくわかるけど、××しないと△△になっちゃうのよ」と子どもの目線にたって説明すれば子どもはママの話を素直にきくことができるはずです。
4. 子どもへの愛情を伝える
感情的にしかられると子どもは恐怖や不安を感じ、なぜ怒られているかを十分理解することができなくなってしまいます。
さらに子どもは「ママは自分のことを嫌いなんだ」「ママは自分を愛していないんだ」と思い込んでしまうリスクも。そんな誤解を避けるために、しかり過ぎてしまったあとは、子どもにたっぷりと愛情をそそいであげましょう。
「大好きだよ」と伝えたり、キスやハグなどのスキンシップをはかるなどして、親子の信頼関係を着実に構築することが、しかり過ぎてしまったときにもっとも必要なフォローなのです。