算数にも効果あり! 一緒に料理をすることで子どもが学ぶ5つのこと
子どもにお手伝いをさせると、こぼしたり、汚したりで片付けが面倒くさいですよね。でも時間のあるときは、率先して子どもを台所に立たせてあげましょう。料理を通して子どもは多くのことを吸収します。
今回は一緒に料理をすることで子どもが学ぶ5つのことをまとめてみました。
1: 食べることに興味をもつ
お料理をする子どもは必然的に食べることに興味をもつようになります。2歳ほどの小さい子どもであってもサラダをちぎったり、野菜を洗ったりするなど簡単なお手伝いができます。4歳をすぎると柔らかい食材を包丁で切るなどおままごとの延長で料理を学ぶことができます。
また、子ども失敗しても怒らないことが大切。自分でつくった料理をパパやママに喜んでもらうことで子どもは料理の楽しさを学ぶことできます。
2: チャレンジ精神を高める
ママにとっては「いつものこと」かもしれませんが、お料理をすることは子どもにとって新たなチャレンジ。料理をしながら、子どもは「作る→完成」というプロセスを学ぶことができます。
子どもが達成感を感じることでチャレンジ精神や意欲を高める効果があります。
3: 体のしくみについて学べる
野菜を触りながら栄養についてお話してあげると子どもは食べることと体の仕組みをリンクして考えることができるようになります。「牛乳を飲むと骨が丈夫になってケガをしにくくなるよ」「ご飯はエネルギーになっていっぱい走れるようになるよ」――など、子どもにわかりやすく栄養の役目をお話してあげましょう。もしかすると好き嫌いが改善されるかもしれませんよ。
4: 連帯感から社会性スキルをゲット
お料理のお手伝いは兄妹のいるお子さんにもオススメ。ひとりでオモチャ遊びやお絵描きをするのとは違い、料理は共同作業。
一緒になにかをつくるという行為は連帯感を生むだけでなく、社会性スキルも学ぶことができます。
5: 算数や科学のお勉強にも
計りや計量カップを使ってお料理をすることで算数を学ぶことができます。また、料理は芸術的であるといわれますが、いろいろな材料を加えながら新しいものをつくっていく作業は科学的でもあります。ある程度に温めるとバターやチョコレートが溶けていくさまなど大人にとって当たり前のことであっても、子どもにとっては発見の連続。「なんでこうなるの?」という子どもの質問には面倒くさがらずに答えてあげることが子どもの知識を伸ばすキーポイントです。