つい子どもに言ってしまう! 日常生活に潜む9つのNGワード【Part1】
親が日常的につかっているひと言が子どものやる気を阻害したり、ストレスを与えてしまうことがあります。子どもは大人が想像する以上に繊細な生き物。親のひと言に深く傷ついてしまうことだってあります。
今回は日常生活に潜むNGワードについてまとめてみました。
「がんばれ!」
子どもを応援するあまりついつい使ってしまう「がんばれ!」ですが、子どもにとって「がんばれ」と言う言葉は明確なアドバイスとはならずプレッシャーを感じてしまうだけ。
「◯◯したら△△できるんじゃない?」などと具体的に子どもに提案してあげるなど、子ども自らががんばろうとやる気を起こすように促してあげることが大切です。
「もう泣かないの」
どんなに忍耐強いママでもときになかなか泣きやまない子どもにうんざりしてしまうこと、ありますよね。そんなときついついってしまうのが「もう泣かないの」のひと言。けれど子どもは泣くことで感情を表現しているので、「泣くな」というのは感情を表現するなといっているようなもの。
親としては少々大変ですが、子どもが泣いているときはできるだけ寄り添ってあげる姿勢を保つことが大切です。また、お話が上手な子どもであっても、自分の感情を理解し伝えるのはまだまだ難しいもの。「どうして泣いているの?」ときくよりも「◯◯だから泣いているの?」ときいてあげる方がベター。
「それくらい大丈夫でしょ」
転んで子どもが泣いてしまったときについつい発してしまうのが「それくらい大丈夫でしょ」のひと言。確かにハタからみると、ほとんど痛みのない転倒かもしれませんが、子どもは「転んでしまった自分」に驚いて泣いている、もしくは「転んでしまった自分」が悔しくて泣いているのかもしれません。
ケガをしていないから「それくらいで泣かないの」と放っておくのではなく、「びっくりしたね」など声を掛けてあげたり、抱き締めてあげることで子どもは親からの安心感を得ることができます。
「急いでよ!」
子どもと一緒に行動はなにかと時間がかかるもの。そんなときついつい発してしまうのが「急いでよ!」のひと言。このひと言は子どもにプレッシャーやストレスを与えてしまいます。学校や待ち合わせに遅刻しそうな場面では、子どもを急かせるのではなく、「ママと一緒に時間に間に合うように準備しよう」というチーム意識を芽生えさせるのが◎。
子どもはストレスを感じることなく、ゲーム感覚でママのお手伝いをしてくれるはずです。
「ママはダイエット中だから」
子どもは親の行動を見ながら育ちます。ダイエット中のママが食事をきちんととらないことは子どもの食生活に悪影響を及ぼす要因のひとつ。
食事を楽しいことと子どもの脳にインプットすることは子どもが健康的な生活を送る上で重要なこと。もし親がダイエット中であっても子どもには知られないようにする必要があります。