脱・テレビ頼り! 雨の日に子どもを楽しく疲れさせる4種の遊び
体力がありあまっている子どもと一日中家の中……。雨の日は子育てする親にとってちょっぴりユウウツ。体を少しでも動かさないと夜の寝つきが悪くなってしまう原因にもなるので、家の中でも元気に過ごしたいですよね。今日はそんな雨の日にオススメの遊びをご紹介します。
ダンボール電車
用意するのはダンボールと切れにくいしっかりとしたヒモ。ダンボールに穴をあけてヒモを通すだけで完成のダンボール電車は作る・乗る・乗せるの3段階で楽しむことができる優れもの。
ダンボール電車が完成したらたいていは子どもが電車に乗りこみ、親がひっぱる羽目になります。これでは、子どもではなく親だけが疲れるだけの残念な遊びになってしまいますので、少し遊んで子どもの気が晴れたら、今度はぬいぐるみやオモチャをダンボール電車に乗せてあげます。子どもが大喜びでダンボール電車を引っ張りはじめたら思惑通り。大人ではラクラク引っ張れるダンボール電車も子どもの力ではかなりの重労働になります。
ソファーやベッドなど家のあちこちを駅に見立てて、到着、出発の繰り返しをすれば子どももヘトヘトになるはず。安眠効果抜群です!
リンボーダンス
カリブの音楽を聞きながら棒の下をくぐるリンボーダンスはカリブ海に浮かぶトリニダード島が発祥のダンス。子どもと過ごす雨の日は、ユウウツな気分を吹っとばしてくれるこのリンボーダンスで乗りきってみてはいかが? リンボーダンス遊びに用意するのはヒモだけ。
ヒモを家具や柱にくくりつけて、子どもがその下をくぐります。少しずつ紐を低い位置にずらしていくことで、子どもの体の柔軟性を鍛える効果も。音楽が大好きな子どもには、本場のようにノリノリに音楽をかけてリンボーダンスをするのが◎。
手押し車
腕立て伏せの腕を伸ばした恰好の状態で親が子どもの脚を持ちあげます。そのまま手を交互に押し出し前に進むのが手押し車。かなり疲れます。手押し車をするさいは、あらかじめゴールを設置しておくとやる気が高まるのでオススメ。個人差はありますが、手押し車ができる年齢は5歳以上が目安。
お風呂で水鉄砲
あたたかくなってきたこの季節、雨の日はプール感覚でお風呂遊びするのがオススメ。いつもより長めに浸かるためには、お風呂の温度は少々温めに設定するのが◎。いつも急いで入れるお風呂も遊び感覚で入れてあげるとゆっくりと過ごせて楽しい気分になります。
水に入れて浮かぶもの、沈むものなどを用意して理科の実験風に知育を楽しんでみたり、水鉄砲でアクティブに過ごしてみたり、子どもの好みに合わせたバスタイムをエンジョイして。
頬っぺたが赤くなってきたらのぼせてきたサイン。そんなときは、すぐにお風呂を切りあげましょう。お風呂後の水分補給もしっかり忘れずに!