2・3歳児の褒め方と叱り方が成長を伸ばす大きなポイント!
自我がでてきた、イヤイヤ期まっ最中の2・3歳児。ついママ自身もお子さんに対してイライラして接してしまっていませんか? この時期はお子さんへの褒め方と叱り方が成長を伸ばす大きなポイント。
今回はそんな「2・3歳児の褒め方、そして叱り方」をお伝えしていきます。
無限の可能性を育て成長できる褒め方!
なに気ない毎日を褒める
最近、お子さんを褒めてあげたのはいつですか? なにか大きなことをしたときだけ褒めていてはダメ。この時期のお子さんは自信がやる気や意欲につながるため、なに気ない毎日のなかから褒めるポイントを見つけましょう。たとえば、
・ 朝……「一人で起きてこられて偉いね」「元気におはようって言えたね!」
・ 食事……「座って食べてかっこいい!」「苦手なのに一口食べられたね」
・ トイレ……「トイレに行きたいって言えたね」「前よりも我慢できるようになったね」
・ 夜……「今日も元気いっぱい遊んで楽しかったね」「おやすみって言えたね!」
といったように気にかけなければ褒めることはないことをどんどん褒めてあげましょう。きっとお子さんはどんどん成長してくれます。
できないことを叱らず、意欲を褒める
やりたい好奇心が旺盛になる2・3歳児ですが、手先が発達しきれていないため、なかなかうまくいかないことも。たとえば、ボタンの開け閉めがうまくいかずグズってしまったら、できないことを叱るのではなく、「一人でやろうとして凄いね!」などと頑張ろうとした意欲を褒めてあげることが次の意欲と成功につながるポイントです。
叱り方ひとつで成長に導く!
スキンシップをとりながら叱る
頭ごなしに「ダメよ!」「なにしてるの!」と叱ると、お子さんはなにに対して叱られたのか理解できず、ただ「ママが怖い」という印象しか残りません。
これが続くと萎縮を覚えてしまい、伸びなくなってしまいます。叱るときはママが一呼吸置き、両肩に触れたり手を握りながらなどスキンシップをとりながら「なにがどういけなかったのか」短く伝えるのが大切。叱ったあとはギューッと抱きしめてあげましょう。
善悪の判断を教える気持ちで伝える
お子さんを叱るということは、怒るのではなく、あくまでも「ここがいけなかった」「こうしたほうがよかったよ」という善悪の判断を教える気持ちで伝えることが大切。腹を立て、「おバカ」と言ったり感情的に怒るのはよくありません。
たとえば、お友だちにオモチャをとられて叩いてしまったとき、「とられてイヤだったよね、でも叩くのはいけないことだよ」などと気持ちを受けとめたうえで善悪の判断を伝えることが大切です。
まとめ
いかがでしたか? 育児に正解・不正解はありません。ですが、お子さんの意欲を委縮してしまうような叱り方、また滅多に褒めないことは成長に悪影響を及ぼす場合も。これらを参考にお子さんと向き合ってみてはいかがでしょうか。