苦しい「子どものため」はやめよう。目指せ母子ともにハッピー!

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宮野茉莉子

Written by:

2015.12.14.Mon

ママになってから「子どものために」と、料理から身の回りの世話、自分の職業選択まで子ども中心に考える人も少なくありませんよね。
「一点の曇りもなく子どものためにやれている」なら問題ないでしょう。ただ「ちょっと苦しいかも……」と思うなら、一度子どもの立場に立って考えてみませんか。

苦しい「子どものため」――子どもはどう捉える?

ママが頑張りすぎながら「子どものため」と思ってやるとき、子どもはそれをどう受けとるでしょうか。実は子ども側も苦しい……そんなことも少なくないのです。以下のような3つの苦しみを、子どもがわも感じています。

1: 過度な期待と見返りが重い

「自分以外の誰かのため」と思うとき、そこには必ず「自己犠牲」が生まれます。短期的なもの、特別な場面なら、自己犠牲は純粋な気持ちなまま持続が可能。しかし時間が長期間に渡り、ルーティーンになるほど、しだいに「自分のこと」が気になってくるのが人間というものです。育児はその最たるものですよね。
親が苦しみまぎれにも子どものために頑張ると、「自分がこれだけの時間・手間・お金などをかけているのだから」と、子どもへの期待や見返りが生まれてしまいます。これは親自身が気づいていないことも多いいっぽうで、子どもは敏感に気づきます。

2: 押し付けと受け取る

「親が思う子どものため」と「子どもの思う子どものため」は、しばしばくい違います。たとえば「料理に手間と時間をかけることが子どものため」とママが思っても、「料理の時間を減らして一緒に遊んでほしい」と思う子どももいるでしょう。子どものニーズと食い違えば、それは押し付けと子どもは受け取ってしまいます。

3: 自分のせいでママを苦しめている

子どもは親の言葉よりも、行動・表情・声色・空気といった部分を読みとる力に優れています。親がつまらなそうに、苦しそうに「子どものため」をやっていると、子どもは「自分のせいでママを苦しませている」と罪悪感を抱きます。

目指せ母子ともにハッピー!

あなた自身苦しいと感じるなら、ある意味振り返りのチャンス。まずは子どもに意見をきいてみましょう。思わぬ子どもの本音がきけて、「頑張らなくていいんだ」と気づかされるかもしれません。
「自分のため」にもなっているかを、あわせて考えてもいいでしょう。子どもが一番に望むのは、ママがリラックス状態で、笑顔で自分と遊んでくれることです。たとえば料理が好きで料理に手をかけるのはいいですが、苦手ならうまく市販品に頼り、そのぶん子どもと遊ぶほうが母子ともにハッピーになれます。
ママが1人で育児する機会の多い今だからこそ、目指すのは「母子ともにハッピー」ですよ。

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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