ママ必見! 親子の絆を深める「ベビーマッサージ」の魅力とは?【後編】
親子の絆を深める大切なスキンシップ法として大注目のベビーマッサージ。【前編】ではそんなベビーマッサージの魅力についてご紹介しました。【後編】ではスキンシップの大切さやすぐにとり入れられるベビーマッサージの方法についてご紹介します!
お話を伺ったのはロイヤルベビーマッサージ認定セラピスト/JADPチャイルドコーチングアドバイザー「Macherie(マシェリ)」代表兼セラピスト・下島依子先生です。
ベビーマッサージの適齢年齢とは?
「ベビーマッサージ」ということでは生後すぐ~生後6か月頃(ハイハイ時期)までにぜひ行っていただきたいです。タッチング・ケアは生後すぐからはじめられます。日々の赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ本格的なマッサージをとり入れることをおすすめします。
「スキンシップ」という観点では、生後すぐの赤ちゃん期だけではなく、小学生になっても中学生になってもじつは必要と考えています。ギューっと抱きしめてあげるだけでも十分なスキンシップ。小学生や中学生になっても恥ずかしがることはあっても、本当に嫌がる子どもはいないもの。赤ちゃんの頃からスキンシップというコミュニケーションを続けていれば、成長して物心がつきはじめても嫌がったりしないものなんですよ。
「抱きしめる」というカラダ全体で愛情表現をする行為は、子どもの成長にはもちろん、親子のコミュニケーション手段として、良好な親子関係をずっと続けるためにも絶対的に必要。毎日、毎年、たくさんハグしあいましょう!
ベビーマッサージをするうえで大切なこととは?
ひとりの人間として尊重しつつ「生まれてきてくれてありがとう。大好きよ!」という気持ちを触れあいを通して伝えてあげることだと思います。ベビーマッサージも赤ちゃんが嫌がっているのに無理やりする必要はまったくありません。順序通りにする必要もまったくありません。矛盾するかもしれませんが毎日する必要もありません。自由に「スキンシップを楽しむこと」を最優先して、気軽に楽しく行ってくださいね。
誰でも簡単にできるベビーマッサージとは?
赤ちゃんの両足首をやさしく持って、膝を曲げながらゆっくりと太ももでお腹を押します。これならオムツ替えのついでにできるのでとっても簡単! またこのマッサージにより、
1: 食欲を高める
2: 消化を促す
3: 便秘の解消、腸内のガスの排出
4: 心身のリラックス
これらの効果があるといわれています。しっかり赤ちゃんのお顔を見て目を合わせながら行ってくださいね。
育児に奮闘するママたちへ
私も2歳と5歳の娘を持つ母ですが、日々振り返りと成長の連続。下の子が0歳の頃は一睡もさせてもらえず抱っこで朝をむかえた日なんて何度もありました。それも今では笑いながら話せるいい思い出。コミュニケーションがうまくとれず、なにを訴えてるのかわからない0~1歳、自我が目覚めるイヤイヤ期の2~3歳、知恵がついてくる4~5歳。大変で逃げ出したいときもありますが、成長がうれしくて笑顔や仕草がかわいくて仕方がないときの方が上まわるんですよね。育児ってうまくできているものです。
子育てがしんどくてもそれがいい思い出になる時期は必ずやってきます。そう信じて、完璧を求めすぎず程よく手抜きしながら頑張りましょう!
いかがでしたか? 【前編】・【後編】と貴重なお話をしてくださった下島先生の言葉には、子どもへの愛情や先輩ママとしての説得力があふれていました。「ママが元気で笑顔でいること」がなにより一番大切だということを、筆者(=1歳男児の母)も改めて感じました。ママが笑顔なら家族みんなも笑顔でハッピー! 子育て奮闘中の皆さん、これからも一緒に前向きに頑張っていこうではありませんか。毎日のハグはいくつになっても忘れずに!
▽ 下島先生のサロン「Macherie(マシェリ)」