子だくさんアンジョリーナ・ジョリーの素敵すぎる子育てスタイル
女優や監督としてだけでなく、6人の子どもの母親でもあるアンジェリーナ・ジョリー(以下アンジー)は、まさにハリウッドの女神的存在。今日は、慈善活動にも力を注ぎ、みずから3人の養子を家族としてむかえ入れたアンジーの素敵すぎる子育てスタイルについてご紹介します。
子どもの嗜好を尊重する
アンジーとブラッドの間に生まれたシャイロちゃんは、現在9歳になる女の子。ショートカット、ズボン&ネクタイ姿でイベントなどに登場するシャイロちゃんは、いっけん男の子と間違えてしまいそうな容姿の持ち主ですが、アンジーは「男の子になりたい」というおてんば娘なシャイロちゃんの意思を尊重しているのだそう。
子どもたちのテイストを尊重し、女の子は女の子らしくという固定観念に縛られないのがアンジーの育児スタイル。また、ゴシップ誌にシャイロちゃんトランスジェンダー疑惑がとりあげられたさいに、憤慨したというアンジー&ブラッド。子どもたちのプライバシーをかたくなに守るママとしても知られています。
異国の文化を学ばせる
カンボジア・エチオピア・ベトナムから養子をひきとったアンジー&ブラッド夫妻。養子のうまれ故郷を家族で訪れ、その土地の文化や言語・音楽・宗教を学ぶようにしているのだそう。ただし、子どもを出身国ごとにわけへだてるのではなく、ほかの子どもにも兄妹の出身国について学んでほしいと語っているアンジー。
境界線を越えた世界観は、国連親善大使であるアンジーならでは。さらには、子どもたちに異国で生活する貧しい人々の現実を知ってもらうため、慈善活動の際は子どもを同伴するようにつとめているのだとか。
庶民の生活を体験させる
旅行はプライベートジェット機が当たりまえのハリウッドスターたち。もちろんアンジー&ブラッド夫妻もプライベートジェット機を所有しています。にも関わらず今年6月、パリ、ニース間のフライトではなんと家族そろってエコノミークラスに搭乗。
子どもたちに地に足をつけた金銭感覚を養ってもらうのが目的だったらしく、飛行機の待ち時間もほかの乗客と同じようにすごしていたのだそう。ブラッドや子どもたちは荷物を自分たちで持ち、機内では頭上にある収納スペースに荷物を入れている庶民派姿が目撃されています。
隠しごとをしない
アンジーの子どもであるマドックス君・ザハラちゃん・パックス君はそれぞれカンボジア・エチオピア・ベトナムの孤児院から養子としてひきとられました。アンジーは子どもたちにその事実を隠そうとせず、子どもたちと真摯に向き合う姿勢をつらぬいています。
家族の中では「養子縁組」や「孤児院」という言葉は明るい響きをもっているの、とアンジーがいい切れるのはまさに家族愛と信頼関係があってこそ。養子の子どもたちにはそのことを誇りに思ってほしいと語っています。
いかがでしたでしょうか? アンジーの子育てスタイルのすべてを真似することは難しいけれど、すくなくとも子育てに対する姿勢は学ぶところが大きいはず。これからも注目していきたいですね。