お子さんの遊び食べで悩むママへ。原因を見極めなければ永遠に解決しない!?
2・3歳児は食べ盛りでもあり遊び盛りでもあり、さらに好き嫌いが出てくる時期でもあります。この時期のお子さんをお持ちのママは、「遊び食べ」や長時間食べる「だらだら食べ」に悩んでいるのではないでしょうか? しかし、これらにはお子さんなりの理由があります。その原因をママが見つけてあげることで、対策・改善することができるのです。
原因を見極めるのがママの仕事
「遊び食べ」・「だらだら食べ」――といっても原因はいろいろ。おしゃべりしながら食べるのと、一生懸命食べているのにかむスピードが遅いのとでは、対策が全然違ってきます。まずは、お子さんの食べるのが遅い原因を知ることが大切。
こんな原因ではないですか?
・ 「いただきます」のあとにすぐ食べない
・ 一口の量が少ない
・ かむスピードが遅い
・ 遊びやおしゃべりが多い
・ スプーンを置く時間が長い
・ 肘をつくなど姿勢が悪い
2つ以上に当てはまっていると食べるのが遅い傾向にあります。
原因を見つけたらコレで対策!
「これがひとくち」のお手本を見せる
「早く食べなさい」では解決しないので一口の量が少ないお子さんには「これくらいをお口に入れようね」と言ってお手本を見せてあげましょう。
擬音語や擬態語でかむ楽しさをアップ
「お口パクパク~」「もぐもぐ、ごっくん!」など楽しい擬音語や擬態語で誘い、かむ楽しさをアップさせると食欲もそそり、食べるスピードも同時にアップ。
椅子があっているかチェック
スプーンを置くのが遅かったり肘をつくなど姿勢が悪い場合、机と椅子の調整が悪く食べづらいのかもしれません。椅子は高すぎ、または低すぎではありませんか? 椅子には足置き場はありますか? 足が床についていますか? もう一度見直してみましょう。
好き嫌い・食わず嫌いを改善
好き嫌いが多いお子さんは食べるのが遅くなる傾向があります。好き嫌いや食わず嫌いにおすすめなのは「これだけ食べてみようね」といって子どもの目の前でお子さんの苦手な食材を減らすワザ。少しでも食べられたら褒めてあげてくださいね。少しずつ好き嫌いや食わず嫌いがなくなっていきます。
最初の15分をサポート
お子さんが食事を開始してからの10分程度は、あっという間にたってしまいますよね。しかし15分もたつとあまり食べていなくても満腹中枢が働いてしまい、脳が「もうお腹いっぱい」という信号を出してしまうのです。2・3歳児はまだ一人で最後まで食べきるのが難しい時期ですので最初の15分が勝負! 食べはじめて15分間は横でママがサポートできるといいですね。
まとめ
原因をつかめばママが最終的に望む「スムーズに残さず食べる」が実現します。さっそく本日の朝食からお子さんにあった対策をとり入れてくださいね。