新米ママ必見! 離乳食のはじめ方とおすすめグッズ
こんにちは。インナービューティー研究家・フードコーディネーターの國塩亜矢子です。赤ちゃんが生まれてあっという間に新生児期がすぎ、「寝返りをした!」「首がすわった!」と喜んでいると間もなくやってくるのが“離乳食デビュー”。でも離乳食っていったいいつから、どうやってはじめたらいいのかよくわからない……というママも多いのでは?
そこで今回は離乳食のはじめ方・おすすめグッズについてご紹介したいと思います。離乳食の時期がせまっている新米ママは要チェック!
離乳食、いつからスタート?
離乳食ははやくても生後5か月頃からスタートします。この頃になると赤ちゃんの消化器官の機能が少しずつ整ってくるためです。あまりはやくはじめすぎると赤ちゃんの胃腸に負担がかかってしまうので、どれだけはやくても生後5か月を目安にスタートしてくださいね。ちなみに離乳食のスタートに母乳育児かミルクかはまったく関係ありません。大人が食事をしている姿をみて赤ちゃんがヨダレを垂らしたり、お口をもぐもぐする真似をするなど食にたいしての興味や意欲が湧いてきたな……と感じたらはじめどき。少しずつ慣らしていきましょう。
段階をふんで離乳食をすすめていくことで、消化器官とともに口やアゴも発達していきます。液体しか飲めなかった赤ちゃんがどんどんと固形に近いものを食べられるようになっていきます。はじめはなかなか大変ですが、一緒に食卓をかこめる日を楽しみに頑張りましょう!
離乳食のステップアップ、食欲には個人差がある!
離乳食がスタートすると、だれでも必ず一度は壁にブチあたります。「食べてくれない」「食べる量が少ない」「食べムラがある」「きまったものしか食べない」――などなど、ママの悩みはつきません。机も床も食べものでベチョベチョに汚れますし、せっかく作ったのに子どもは食べるどころか握ったり投げたりテーブルにすりこんで遊んだり……。ついイラっとしてしまうこともありますが、これも一種の子どもの成長。
離乳食のステップアップのスピードや食べる量は子どもによって個人差があるので、あまり深刻に悩んだりほかの子どもと比べてネガティブになりすぎないようにしましょう。
ママの負担を軽減! あると便利な離乳食グッズ
離乳食開始前半はすりつぶしたり、食器類を消毒したりとなにかと手間がかかるもの。1日1回食からはじまり、2回食、3回食――とステップアップしていくにつれ離乳食づくりにさく時間が増え、ママはかなり忙しくなります。離乳食づくりの負担が少しでも軽くなるグッズをフル活用して大変な時期を乗りこえましょう! 個人的には市販の離乳食をとりいれてもいいと思います。離乳食づくりを頑張りすぎて、知らず知らずのうちにママが疲れはててしまうくらいなら、手作りにこだわりすぎず市販の離乳食にも頼りましょう。
おすすめグッズ
・小さなすり鉢、すりこぎ・ハンドブレンダ―
・小分け冷凍パック
小さなすり鉢、すりこぎ
おかゆのずりつぶしからはじまる離乳食。といってもはじめの頃赤ちゃんが食べる量はほんの少し。なので小さめのすり鉢があると、作るのも洗いものもラク! 100円ショップでも売っているのでぜひチェックしてみてくださいね。大人のおかずを少しだけとりわけてすりつぶしたいときなど、あるととっても便利ですよ。
ハンドブレンダ―
手軽に使えるハンドブレンダ―は、離乳食がステップアップして野菜の裏ごしやスープを食べられるようになってくると重宝します。すべての料理をすり鉢でつぶしていては時間もかかりますし、ママの手も疲れて腱鞘炎にもなりかねません。1~2分で食材をなめらかに混ぜあわすことができるハンディタイプのブレンダーは、ママの強い味方として出産祝いにも喜ばれますよ!
小分け冷凍パック
小分け冷凍パックは、離乳食が2~3回食になってくると本当に便利! 毎食少しずつの量を作るのは本当に大変なので、ある程度まとめて作り1回ぶんずつ小分けに冷凍しておくと負担が軽減されます。離乳食用の冷凍パック薬局のベビー用品コーナーに売っているのでぜひチェックしてみてくださいね。
その他
食器やカトラリーの消毒は、哺乳瓶用の電子レンジ用消毒器があると便利! 食中毒予防のためにも、直接口に入れるスプーンやフォークなどは常に清潔にしておきたいですね。
次回は具体的な離乳食のステップアップについてご紹介します。