子どもの病気トラブルNo.1は●●! ママも慌てず行える早く治すための看病の仕方とは?
小さいお子さんをお持ちのお母さん。「うちの子、よく風邪を引くなぁ」「よくお腹を壊すなぁ~」なんてこと、ありませんか? 幼稚園に通う20代後半~40代前半のママ14名にアンケートをとったところ、多い病気としてダントツで「下痢」という回答が……。下痢は風邪やウイルスに感染したときはもちろん、普段元気なときでもしょっちゅう下痢を繰り返して悩んでいるというママが多く、日常的に悩まされる病気トラブルNo.1といえます。
本日はそんなお子さんが下痢をしたとき、慌てずに行えて早く治すための看病の仕方をお伝えいたします。
受診の目安を知っておくと楽!
風邪ではないのに下痢をしていることなどは子供にはよくありがちなこと。病院へ受診するまでもないくらい元気だけれど診てもらったほうがいいのかしら? といつも受診に悩むママも多いのでは? 受診の目安を知っておくと楽になりますよ。
いつもより便が緩いだけ
いつもよりも多少便が緩かったり、便の回数が2~3回多かったりするときは、様子を見ましょう。
3~4日下痢が続く場合
様子を見ても3~4日下痢が続くときは、脱水症状になることもあるため念のために受診をしましょう。白い便が出てきたりなにか不審なものが混ざっている場合は、便そのものや写真を撮って持参しましょう。その際は1~2日前の食べたものを医師に伝えられるようにしておきます。
血便が出たときは
イチゴジャムのような血便は腸重積を、ドロドロとした血が混ざっているときは食中毒を疑い、すぐに受診を。こちらも同様、1~2日前の食べたものを医師に伝えられるようにしておきます
下痢のときの正しい食事法とは?
食べさせてOKなもの
腸を刺激する食べ物や飲み物は控えましょう。下痢を悪化させる消化の悪いもの(例えば揚げ物など脂っこいもの等)や食物繊維が豊富なもの(さつまいもやキノコ類等)、刺身などの生もの、牛乳は避けて! また、マーガリンやバターなどの油脂類も便が出やすくなるので控えた方が◎。
ホームケアは衛生面が大事!
ホームケアでは医師が処方してもいないのに下痢止めなど自己判断で薬を飲ませてはNG。下痢止めは腸の働きを止めてしまったり、粘膜を保護する薬です。また、数日分の薬を処方されても途中で下痢が治まったら飲み切る必要はないので中止しましょう。下痢が止まった状態で飲ませ続けると今度は便秘でつらい思いをすることになってしまいます。ママがこまめに行えるケアの一番はこまめなおむつ替えでお尻を清潔に保つこと。下痢をするとお尻が真っ赤になりやすいので、ごしごし拭かず、シャワーでさっと洗い流すようにしましょう。
いかがでしたか? 下痢を起こしやすい小さいお子さんをお持ちの方はしっかりと下痢の知識を頭に入れておくだけで慌てず、早く治すための看病をすることができますよ。