オーストラリアでの妊娠出産体験で発見した、日本との大きな違いの数々!

4月に英国王室キャサリン妃がご出産した際、病院に1泊もすることなく退院されたのをニュースで知り、驚かれた方も多いのではないでしょうか。女性にとってまさに人生最大のイベントである出産も、国によってさまざまな違いがあります。そんな筆者もオーストラリアでの出産を体験しました。日本で見聞きしていたのとはだいぶ違うこともいくつかあり、驚きに満ちた経験でした。そのなかでも特に「これは日本とは違うな」と思ったことをまとめてみました。
妊娠中の診察はいたってシンプル、そして内診が一度もなし
オーストラリア産婦人科の診察はいたってシンプル。そもそも診察室にはパソコンなんてないし、先生がお腹を触って様子を見る触診らしきものはありますが、あとはほとんど世間話的な感じで終了。少々拍子抜けするほどでした。でもなによりもびっくりしたのは、いわゆる「内診」が1回も無かったことです。妊娠経過が順調だったせいかもしれませんが、日本では“妊娠中の内診は避けて通れない”ものというイメージがあったぶん驚きました。よくよく考えてみると、
「あらゆるリスクを考え、どんなことでも見逃さないよう詳細に検査をする」
というのが日本のスタンス。それに比べてオーストラリアは、
「なにか大きな異常が見られない限り、必要な医療介入は極力しない」
というスタンスなのかなという気がしました。どちらがいいのかは人それぞれ感じ方が違うのでしょうが……。たしかに日本のやり方のほうが安心とも言えますが、“余計な心配はしないでいい”というやり方もオーストラリアらしさが出ているような気がします。
出産後はカップルで入院? 病室にはクィーンズベッドで夫婦でも楽に泊まれる!
無事出産がおわり、お母さんと赤ちゃんは入院ということになります。私の場合はプライベート(私立)の病院だったので、普通分娩で4泊5日というものでした。パブリック(公立)だと、出産後1、2日で退院らしいので、それに比べると病院でゆっくりできるというのは安心です。そして私のいた病院では産科はすべて個室。しかもクィーンズベッドで大人がふたりゆったり寝れるほど大きなベッドというのが嬉しいサプライズ。夫やパートナーも気兼ねなく一緒に滞在できるというのです。こうした入院スタイルなら、赤ちゃんが生まれたときからお父さんも自然と子育てに関わることができ、「イクメン」になってくれそうです。
「病院食はステーキ、そして夜は赤ワイン付き!」でかなりのリラックス感
病院食についてはなんの期待もしていなかったのですが、1日目の昼食に「ステーキ」が出てきてびっくり。さすがオージービーフの国です。といっても肉汁溢れるようなものではなく、もっとパサパサした“わらじステーキ”的なものでしたが……。とはいえ出産直後で体力も落ちているとき、お肉メインの病院食は意外ですが嬉しかったです。さらに驚きだったのは、夜には毎晩ワインかビールの小ボトルがつくということ! 「授乳中にお酒なんて!」と目くじらたてられるより、「大変な時期だし、リラックスできるんだったら少しくらいいいじゃない」と言われているような気がしました。
いかがでしょうか。もちろん妊娠出産体験は人それぞれ千差万別ですが、筆者のオーストラリアでの体験で驚いたことは、以上のようなものでした。女性にとって一生忘れられない思い出となる妊娠出産だからこそ、自分でも納得できるスタイルを見つけたいものですね。
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