オモチャを放置していない? 1~2歳のうちに習慣化したい「お片付け」はこうして身に付けさせよう!
1~2歳にもなると自分の好きな絵本やオモチャで遊ぶようになります。遊ぶのはいいけれどその後のお片付けをしてくれない! と悩むママも多いのでは? お片付けは将来、自分の身の回りの整理整頓力にも繋がっていくため、この時期にきちんと身につけさせたいもの。本日はそんなお片付けを「楽しい!」と思ってもらえるような方法をお伝えしていきます。
お片付けを楽しく身につけさせる方法とは?
1…ママがお手本を見せる
子どもは「片付けられない」のではなく「片付けかたを知らない」だけ。ママが楽しんで片付けをしている姿を見ると「お片付けって楽しいんだ!」と感じとり、真似をしたくなります。家の中がどんどんキレイになる経過を見ることで、自然とお片付けの仕方を学びとっていきます。注意したいのが散らかっているからといってイライラしながら片付けをしないこと。お子さんも雰囲気を感じ取り、「お片付けはイヤなことなんだ!」と思ってしまいます。
2…片付けしやすい環境作りを
1~2歳児はまだ細かな分類ができません。いきなり絵本はこの箱に……オモチャはこの箱に……など指定をしてしまうのはお片付け嫌いの原因に。大雑把な分け方にして「大きな箱に入れるだけ・カゴにしまうだけ」などお子さんが片付けやすい環境作りが重要です。お子さんが片付けしやすいと感じることが「お片付けは楽しい!」に繋がる第一歩です。
3…具体的かつ前向きな言葉をかける
「お片付けしてね!」よりも、「ここに入れてね・ここに置いてね!」といった具体的な言葉をかけるとお子さんはママの言葉を分かりやすく、受け入れて実行に移すことができます。それができたら「えらいね、キレイになったね!」などと褒めて達成感を味わい、今後もお片付けすると気持ちがいいという心を育てていきましょう。
4…すっきりしたいい部屋の景色を見せる
まず、ママが部屋を片付けて「すっきりとしたいい部屋の景色」を見せて「片付けするとキレイになって気持ちがいい」という体験を小さい頃からしておくことで、お片付けが苦にならない子どもに成長していきます。「片付けしたらお出かけできる」などあとの楽しみを伝えることで、お片付けにも力が入り、先を見通す段取りの力も身につけることができますよ。
まとめ
オモチャをきちんと分類して片付けができるようになるのは小学生になってからです。しかし、1~2歳児のうちに「使ったら元に戻す」「元に戻すとスッキリする」という経験をたくさんすることで、将来お片付けが苦にならない・自分の身の回りの整理整頓ができる子どもに成長していくでしょう。