3歳の生活習慣で4歳以降伸びる子になる!? 成長の第一歩をママが後押ししてあげよう!
普段、何げなく行っている早寝早起き、食事や着替え……などの生活習慣。これらの生活習慣が3歳の時期に身に付いている子のほうがそうでない子に比べて、4歳以降の「我慢する」「諦めずに頑張る」「論理的に考える」といった力がより育つということが明らかになっています(参考:ベネッセ教育総合研究所)。
そのため、3歳児の生活習慣は今後のお子さんのもっと知りたい、もっとやってみたいといった「学ぶ力」にとって重要なポイントとなるため、成長の第一歩をママが後押しして伸ばしてあげましょう。
学ぶ力を育てる生活習慣の3つのポイント
生活習慣で自信を付ける
生活習慣を身に付ける中で、自信が付けば「やればできるんだ!」という気持ちと、「次もやってみたい!」という挑戦力が生まれ、他の力までも伸ばしてくれます。この自信や挑戦力は、これから先の「学ぶ力」に繋がっていき、いつしか「やってみたい」が「学びたい」に変わり、数々の物事を論理的に考える力が備わってきます。ママは日頃からお子さんが行う生活習慣を褒めたり、手を差し伸べたりして「次もやってみたい!」と思ってもらえるように後押ししてあげましょう。決してできなくても「何でできないの?」ではなく、「一緒にやってみよう、ほらできた! すごいね」などできないことも、最終的には「褒める」を取り入れて自信をつけさせてあげることが大切です。
「やる気」と「達成感」を与える
3歳の時期は、いろいろなことが自分でできるようになりますが、手先はまだ不器用。時には思い通りにできなくて投げ出してしまうことも。「何でもできる!」という万能感と「思い通りにできない!」という現実との葛藤が大きくなる時期に大切なのは、「やりたい」という気持ちをいかし、小さな「できた」を積み重ねる環境作り。例えば、着替えを全て自分だけでやると最後までできないと自信がなくなってもうやりたくないと思う子も。しかしまずはズボンだけ、まずはボタンを閉めるだけなど小さなこと一つ一つをやらせて、「できた」を増やすことで「やる気」と「達成感」が積み重ねられ、今後の「学ぶ力」を伸ばしていきます。
できないことを「嫌い」にしない
3歳の時期は、できなかったことは「もうやりたくない、嫌い」と思ってしまいがち。しかし、そのできないことを「嫌い」にしないためにもママの後押しが大切。例えできなくても「よく頑張ったね! また明日やってみようね」といった、挑戦した頑張りを褒めて明日のやる気に繫げていきましょう。これを続けることで「学ぶ力」が育ち、できたときの達成感はお子さんの今後のさらなる自信と向上心へ繋がっていきます。
まとめ
学ぶ力と聞くと勉強のようなイメージがありますが、そうではなく大事なのは生活習慣。だからこそ、たくさんのことを吸収する3歳の生活習慣でお子さんの今できることを伸ばし、できないことにも挑戦する心を育てていくことが4歳以降、伸びる子に育つための第一歩と言えるでしょう。