2・3歳児の自分でやりたい! の意欲をさらに向上させて自信に変えるヒント
1歳の時はご飯も着替えも片づけもママが中心でしていたのではないでしょうか? それが2・3歳になると手先も動くようになり、運動能力もついてきて「自分でやってみたい!」という欲求が増え、それを主張するようになります。成長の証としてとても喜ばしいことですが、毎回自分でやる! ということが続くと忙しいママは、時間がかかるのでお子さんの主張を無視してママがやってあげてしまったり、自分でやるといったもののできないと嫌気がさして泣いてしまうお子さんにイライラしてしまう、ということに心当たりはないですか? 本日はそんなお子さんの「自分でやりたい!」を見守り、意欲をさらに向上させて自信に変えるヒントをお伝えしていきます。
「自分で!」の意欲を向上させ自信に変えよう!
プライドを傷つけない
実は2・3歳児のプライドは大人と同じくらい高いと言われています。自分でやりたい! と言ってできなかった場合に指摘されるとプライドがズタズタに。やる気はあるけれどうまくいかないということが多いこの時期は指摘するのではなく、応援し励ましてあげましょう。
手順を変えない
生活習慣は毎日の繰り返し。それをお子さんなりに見通しをもって行動に移そうとしています。例えば家に帰ったら靴を脱いで手洗いをしておやつを食べる……といった手順をその日のママの気分や忙しさによって変えず、毎回同じ順番にすることが「自分でやってみたい!」を最後まで成功させる秘訣となります。
やりやすくしてあげる
まだ手指の力や器用さが十分ではないため、やる気はあるのにうまくできないこともあるでしょう。例えば「お箸で食べたい」という時は、つかみやすいおかずにしたり、つかみやすい大きさに切ってあげるなど、ひと工夫して成功まで導いてあげるとお子さんは達成感を感じ、それが次の自信へ繋がっていきます。
泣いてしまっても褒める
うまくできないと泣いてしまったり、嫌気がさして「もうやりたくない!」と思ってしまうことも。そんな時は「ママともう一回やってみようか!」などと意欲的に声掛けをし、一緒に最後までやってあげましょう。できたときには「すごいね! できたね! ママ嬉しい!」などとできたことを大いに褒めてあげてください。泣いてしまっても少し手を差し伸べて最後までやり遂げ褒められることで、次もやってみようという気持ちが生まれ、挫折をしなくなっていきます。
ママが急いでいるとき
時にはママが急いでいて「自分で!」という主張にイライラしてしまうこともあるかもしれません。そんな時は「自分でやってみたいよね」と主張を受け止めたのち、「帰ってきたらやってみようね!」などとお子さんの意欲を失わない声掛けをしましょう。そうすることでお子さんも聞く気持ちが生まれます。
まとめ
「自分でやりたい!」という言葉の裏には「私・僕を認めて!」という気持ちが隠れています。褒められたり認められる経験はお子さんにとって大きな自信となるので、新しくできるようになったことはママが一番に気付いてあげて小さなことでも大きく褒めていきましょう。