親として子どもに絶対伝えたい大切なライフレッスンの数々
よく子どもは親の背中を見て育つといいますが、たしかに子どもたちは親の価値観や考え方を細かくみています。だからこそ親としても、子どもが幸せな人生を送れるよう、生きていくために大切なことをちゃんと伝えてあげたいですよね。
そこで今回は親として子どもに絶対伝えておきたいライフレッスンとは何か、まとめてみました。
“失敗してもいい、必ずその体験から何か学ぶことができる”
小さいときからいつも褒められ、“いい子ね”と言われ続けた子どもは、常に親の期待に応えることを無意識ながら目指そうとすると言います。親の言うことはいつも素直に聞いて、学校ではよく勉強して、いい成績をとって……。でもそれが当たり前になってしまうと、子どもにとってはいずれ大きなプレッシャーとなり、自己肯定感にも響きます。
それよりも子どもには小さいうちから“失敗してもいいんだよ”ということを伝えてあげましょう。成績が良くない、速く走れない、お友だち付き合いが苦手……、子ども時代にさまざまなことでつまずくことも、じつは大切な人生経験。子どもたちはそこから、立ち直ったり、他に自分ができることはないか模索していき、それが大きな成長のバネとなるはずです。
“どんな人でも、自分の可能性を摘み取ることはできない”
子どもは成長するにしたがって、親、学校の先生、周囲の友人などさまざまな他者の思惑を意識するようになります。その結果、他人の顔色を窺ったり、世間の評価ばかりを気にして、本来の個性を押し殺してしまうこともあるのです。だからこそ一番の理解者であり、成長を見守ってきた親が教えてあげましょう。
「どんな人だって、あなたの無限の可能性を摘み取ることはできないんだよ」と。充実した幸福な人生を送るために大切なのは、自分自身の個性に気づき、それを誰にも邪魔されず伸ばしていくこと。自分自身の価値やライフスタイルは、他人の意見に左右されず、自分で築き上げていくものです。
“自分の気持ちを偽ってはいけない”
上記とも関連することですが、自分の気持ちを偽ったり、押し殺したりすることは決してためにならないということも親は子どもに教えるべき。“ありのままの自分”でいることは、時に勇気がいることかもしれません。でも自分以外の誰かになることはできないし、目指す必要もないのです。そのためにも子どもが小さいうちから、親は“あなた自身のままでいいのよ”と無条件に愛を注いであげましょう。そんな親からの限りない愛情が、自己肯定感にもつながり、自分の声や欲求に素直になれるメンタリティを育てます。
“家族はどんな時だって、絶対的な味方だ”
子どもが成長していくなかで、家庭環境は大きな影響を及ぼします。家庭が安定し、家族がしっかり一致団結していればこそ、子ども達は安心して外の世界を探求していくことができます。それは外でどんな過酷な思いをしても、家庭では自分を認め、受け入れ、そして応援してくれるということを本能的に察知するからでしょう。“家族はいつでも自分の味方でいてくれる”そんな安心感をぜひ与えてあげてください。
参考記事(海外サイト):7 things every child needs to know in order to be successful in life