車の運転はいい? 自転車はダメ? 妊娠中の移動、よくある疑問4つ

2015.02.15

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「妊娠中はシートベルト免除!」「自転車はダメ!」巷には妊娠中の移動手段についていろいろな情報が溢れていますが、果たしてその真実やいかに!? 今回は妊娠中の移動に関するよくある疑問にお答えします。

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「移動手段が自転車なんだけど……」

お腹が大きくなってくる後期はさておき、まだまだお腹が小さい初期には外見的な変化も少なく「自転車もガンガン乗れる!」なんてママも多いかも。巷では「自転車の微妙な振動が赤ちゃんに影響する」なんて言われることもあるようですが、実際は自転車の揺れや振動が直接流産につながることはないと言われています。
自転車で気をつけたいのはとにかく“転倒”。特に胎盤がしっかり完成する前の妊娠初期は赤ちゃんはとっても不安定な状態です。そんな時に外から激しい衝撃を与えるのは絶対にNG! また、サドルに骨盤を押し付けることで、妊娠中に緩んでいる骨盤を歪ませてしまう……なんて考え方もあるようです。どうしても自転車移動が必要なら、普段の何十倍も注意して! お腹が大きくなる後期には徒歩移動に切り替えましょう。

「車の運転はいいよね!」

自転車と違い転倒の心配がない自動車。郊外に住んでいれば、車がないと出かけられないママも多いですよね。ムリに電車やバスに乗ったり、徒歩に切り替えて疲れてしまうくらいなら、いっそ車に乗った方が身体への負担も少ないため気をつけていれば問題はないようです。しか~し! 妊娠中は特に集中力が欠けてしまいがち。「大げさな~」と思うかもしれませんが、鼻炎の薬を飲んだときのように、頭がぼ~っとしちゃうんです……。運転をするのなら通勤やお買い物など普段から行き慣れている場所までにして、長時間のドライブは避けた方がベター。母子手帳を持って出かけましょう。

「シートベルトが免除されるって聞いたんだけど」

妊娠中は「どうしても健康上問題がある場合」に限ってシートベルトの着用は免除されますが、“免除=妊婦はシートベルト無しでOK!”というわけではありません。「お腹を圧迫するので良くない」と言われることも多かったようですが、今ではシートベルトをした時のほうが事故に合った時にも母子ともに死亡率が低いことがわかっています。お腹が大きくなって苦しいのなら、シートベルトの仕方を工夫してみて。腰ベルトがお腹の上に乗らないように、なるべく低い位置(腰の骨の位置)に合わせ、肩ベルトはおっぱいの間を通すように。それでも圧迫が気になる! というママは妊婦さん用のシートベルトストッパー等も売られています。いざという時に、ママと赤ちゃんの命を守ってくれるシートベルト。車に乗るときはなるべくつけるようにしましょう。

「通勤ラッシュに巻き込まれちゃうんだけど……」

今やほとんどが共働き家庭。中には9か月ぎりぎりまでばりばり仕事をこなすママもいるようです。通勤に電車やバスを使っているのならラッシュ時をなるべく避けるのが基本。譲ってもらえる、とは思わないようがいいでしょう。妊娠していると気付いてもらえなかったり、気付いていても知らんぷり……なんてことも多々。お腹を押されたり、急なブレーキで転んでしまったりといったアクシデントをなるべく防げるように、混雑した電車は避けましょう。
今は病院の先生から“通勤緩和の指導”を受ければ、フレックスタイムを導入していない会社でも就業時間を30~60分変更してもらうことができます。赤ちゃんを守れるのはママだけ! 「みんなに迷惑がかかるから…」とガマンせず、自分の体調を第一に考えてくださいね。

ムリをせず、快適なプレママライフを送ってくださいね!

2015.02.15

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記事を書いたのはこの人

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Written by Boytoy

元Go-Go Dancer。 美を競うダンサーの世界で培った”女を磨く術”をわかりやすくお伝えします。 外見はもちろん内面もぴっかぴか磨き上げましょう。