2人目妊娠による「上の子への関わり方」 不安を感じていませんか?
2人目の妊娠は、1人目とは違う不安も出てきます。特に上の子への不安は、第1子妊娠中には無かった悩み。
「妊娠した途端、上の子にもっとしっかりしてと思うようになった」「赤ちゃん返りにどこまで対応していいのか分からない」「構ってあげられないぶん、上の子に寂しい思いをさせないかな」なんて不安を抱えていませんか? そんな不安の乗り越え方をご紹介します。
下の子が上の子と同じ年齢になったときのエピソード
筆者が第2子を妊娠したとき、友人からこんな話を聞きました。
「上の子が3歳の時に2人目を産んで、上の子には『お兄ちゃんになるんだよ』『しっかりして』って言ってたし、できないことがある度にイライラしてたの。でも下の子が同じ3歳になったとき、『3歳ってまだまだ小さいのに、上の子には何であんなに叱ったり、期待しちゃったんだろう』って反省したよ」。
普段より当たり前のことができなくなって普通
2人目を妊娠すると、上の子にはしっかりすることを期待してしまいます。以前より、ママの目も厳しくなるでしょう。なかには赤ちゃん返りが始まる子もいますが、「赤ちゃん返りにどこまで付き合おう?」という悩みも出てきますよね。
とはいえ、上の子もまだまだ赤ちゃんです。できないことも多いし、たとえ3、4……歳と大きくなっても「甘えたい気持ち」は変わりません。初めて目の当たりにする妊娠中のママの心身の変化、きょうだいという存在の出現に、大きな不安も感じているでしょう。むしろ「普段より当たり前のことができなくなって普通」なのです。
「上の子もまだまだ赤ちゃん」とわきまえ、赤ちゃん返りにも出来る限り対応してあげて、不安を拭ってあげましょう。不安が消えていけば、徐々におさまります。もちろんママがストレスを感じてもいけないので、出来る限りで十分です。
きょうだいで生きていくことに関しては上も下もどちらも平等
同時に、2人となると上の子と関わる時間が減るので、寂しい思いをさせることに不安もありますよね。上の子との時間を増やすよう意識しても、今度は下の子に寂しい思いをさせてしまいます。
こればかりはママの体が2つない限り(無理ですよね)、物理的に仕方がありません。上の子にも下の子にも共通するのは、生まれないよりは生まれる方が良いですし、「きょうだいで生きていく」ということに関しては平等です。
究極論ですが真実でもあり、こう思うことで筆者は不安も落ち着いてきました。一つの参考にしてみてくださいね。