新生児の赤ちゃんの寝かせ方…知って安心、実行して安心!
首が座る前の生後1~3か月の赤ちゃん。まだ小さいし起きていても寝ていてもママは心配になりがちな時期です。寝心地は良いのかな? 悪いのかな? ほぼ一日寝て過ごす新生児にとって、寝る時の姿勢や環境はとても大切です。本日は新生児はもちろん、1歳未満の赤ちゃんの寝心地の良い環境作りについてお伝えしていきます。
安心できる赤ちゃんの寝かせ方
新生児は仰向けに
直接的な原因とはいえませんが、うつぶせは新生児突然死症候群になりやすいと言われています。寝返りのできない新生児は、呼吸が妨げられないように普段から仰向けで寝かせましょう。
ゲップが出ないときは横向きに
ミルクの後に行うゲップ。しかし思うように出ない時もでてきます。そんなときは仰向けではなく気持ち横向きに寝せましょう。万が一、吐いてしまった時に嘔吐物で喉を詰まらせたり窒息を防ぐためです。
ベッドと布団、どちらがいいの?
どちらが良くてどちらが悪いということはありません。それぞれにメリットがあります。ペットなどを飼っていたり兄弟などが走り回る時期で危ない、抱っこがしやすく腰を痛めないのはベッド。添い寝ができて安心、赤ちゃんのときから川の字で寝られたりと家族のぬくもりを与えられるのは布団が人気です。
メリーは足元のほうに付けて
メリーやモビールなどの赤ちゃんの上に吊るすタイプのオモチャは万が一のことを考え、安全第一で赤ちゃんの寝ている足元のほうに設置するようにしましょう。
顔の近くには物を置かない
窒息やけがの原因となるので、寝ている赤ちゃんの周囲には「物を置かない」ことを徹底しましょう。寝返りをしなくても見ていないところでいつ寝返りをしてしまうか分かりませんし、それでなくとも赤ちゃんは手の届く物に手を伸ばし何でも口に入れてしまいます。枕元に置いたオモチャは赤ちゃんが寝たら片付けるようにしましょう。
部屋の環境
部屋の温度や湿度などの環境も赤ちゃんが快適に過ごすにあたって大切なポイント。夏は26~28℃、冬は18~20℃を目安に。特にこれからの冬は加湿器や部屋の換気をこまめに行うなどして部屋の空気をキレイに保つのもウイルスや菌を寄せ付けないポイントです。
昼夜の区別をつけてあげる
体内時計がまだ不安定な新生児は夜中に起きていることもしばしば。起きているからといって部屋を明るくするのではなく、夜は部屋を暗く・昼間は明るくして昼夜の区別をつけてあげましょう。
いかがでしたか? 新生児の赤ちゃんは自分からSOSを出せないからこそ、寝具や寝るときの環境はママやおうちの方が敏感になってキャッチしてあげることが大切です。常に「安全」を考えて赤ちゃんの寝ている身の回りを整えてあげましょう。