育児で“コラッ!!”と思わず叱ってしまう前に、思い出したい“コツ”を伝授!

2015.01.22

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一人で何でもやりたがるようになり、口も達者になってくる幼児期の子ども、この時期多くのママたちを悩ませるのが、思わずキツイ口調で叱ってしまうこと。何度言っても言うことを聞かなかったり、危険な行動をしようとしたりする子どもに対して、ついガミガミと叱ってしまい、あとで後悔するママは多いものです。かわいい盛りの我が子、もっとおおらかに、余裕をもって子どもの行動を受け止めてあげたいと思いつつ、現実はなかなか難しい……。そんなことが続いて育児に自信を無くしたり、ストレスを貯めてしまったりするのはとてももったいないと思いませんか? それに親が感情的になって叱ることは、子どものしつけという点でもけっして効果的ではありません。そこで叱ってしまう前に、思い出したい“コツ”をまとめてみました。
ママがもっと広い心で子どもたちの行動を受け止めてあげることで、よりよい信頼関係が築いていけることでしょう。


コツ1:大声で叱ろうとするエネルギーを“歌”に変えて発散させる

思わず“コラッ”と大声で子どもに怒鳴ってしまいそうなとき、その声量とエネルギーを“歌”に変換して発散させてみましょう。すくなくとも、子どもを委縮させてしまう事態は避けられ、さらに歌っているうちに気分が良くなってくるはずです。簡単な童謡を明るく楽しげに歌えば、子ども達も喜んでのってきて、優しい気持ちを取り戻せます。

コツ2:刺々しい態度になってしまう前に、まず子どもを抱きしめて笑い飛ばす

子どもに対してイライラした態度をとると、敏感に察知され、よけいに泣いたり、叫んだり、してほしくない行動をされます。ですから子どもを抱きしめて“ママはあなたのことが大好きなのよ”という気持ちを伝えて、笑い飛ばしてしまいましょう。抱きしめながら子どもをくすぐったりすれば、もうママも子どももハッピーな気分になるはずです。まずは笑顔を取り戻しましょう、そうすることで緊張感も劇的に減らすことができます。

コツ3:とにかくいったん、その場から離れる

思わず感情的に子どもを叱ってしまいそうになったら、とにかくその場をいったん離れて気持ちを落ち着かせることが大切。一時的にカッと怒ってしまっても物理的にその場を離れることで、冷静さを取り戻すことができます。少し落ち着いて気持ちの切り替えができたら、また優しい気持ちで子どもと接するようにしましょう。

コツ4:深呼吸してから、1から10までゆっくり数える

大声を出す前にまず深呼吸、そして1から10までゆっくりと心のなかで数えてみましょう。単純なトリックと思われるかもしれませんが、心を静め、怒りで感情的になってしまった頭をクリアにするうえで大変有効な方法です。

怒りに任せて大声で怒鳴ったり、叱ったりしては子どもにいたずらに恐怖心を与えてしまうだけ。ダメなことはきちんとダメと教えるべきですが、親が感情的になるだけでは子どもは、なぜそれをしたらいけないのかきちんと学ぶことができません。冷静になぜその行為がいけないのか(キケン、他人の迷惑になる、など)、きちんと伝えるためにもまずはママが心に落ち着きをもって接することが大切です。

参考記事(海外サイト):20 easy tactics to keep you from yelling at your kids

2015.01.22

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。