お疲れママの自分時間確保術(1) “たまには「外注」する勇気”

2014.12.16

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ママの1日は大忙し。「あっという間に終わってしまう」と感じている人がほとんどではないでしょうか。子どもの世話だけでなく、夫のこと、家のことまで引き受けなければならないのです。ママ自身の時間は、なかなか確保できないものですよね。
でも、「時間がない」と嘆いていてもしょうがない!  なんとかして“自分時間”を確保しましょう。「一体どうすればいいの?」という方に、筆者が効果的だと感じている「自分時間確保術」をご紹介します。


家事や育児を「外注」してみよう

ここでいう「外注」とは、託児サービスや家事代行サービスを指します。子どもの面倒や、面倒な家事を他人に任せてしまおう! ということです。家事や育児を他人に任せることを負い目に感じる人もいるかもしれませんが、それらを完璧にこなすことよりも大切なのは、ママ自身が楽しく、ストレスを溜めずに笑顔で過ごすこと。たまには誰かにお任せしたっていいのではないでしょうか。

「外注デー」を作って、羽を伸ばそう!

“外注する日”を設定し、その日1日だけは自分のために時間を使うと決めてしまうのがオススメ。バラバラな日に「外注」したりすると、長時間確保することが難しくなったり、妙に疲れたりして逆効果になることが多いです。
ここで筆者が一番オススメしたい「外注」は託児サービス。次にコインランドリー(自動洗濯乾燥機がある人はそれでOK)、料理代行、家事代行といったところ。正直、料理や家事は工夫次第で前日などにまとめて終わらせることもできるので、やはり一番の問題は“子どもをどうするか”です。
自分の住んでいる市町村にある保育園や、ファミリーサポート、民間団体が運営する託児サービスなどを調べてみましょう。清潔感があり、設備も整っていて、1日にあったことをきちんと報告してくれるところがいいと思います。保育士の数が少ないところや、評判が悪いところは避けた方が無難。

お金のやりくりはどうする?

「外注」するのに問題になるのはやはり「お金」。どこもタダで請け負ってくれるところなどないので当然といえば当然。例えば、筆者がよく利用する託児サービスの利用料は、1時間800円。3時間預けた場合、2,400円の託児料となります。2,400円の託児料、どこから捻出するのか……。最初は夫に訴えましょう。日頃どれほど自分が疲れているのかを真剣に話します。「外注」したくなるほど疲弊していることを、理解してもらう目的もあるからです。もしも夫が「NO」と言ったら、家計のやりくり、もしくは自分のお小遣いからでも出せない金額ではないでしょう。

「外注」するメリットは?

では、お金をかけてまで「外注」するメリットはどこにあるのでしょうか。筆者は次のように考えています。

・確実に「自分時間」が確保できる
・心の負担が軽くなる
・子どもにとっても刺激
・新しい気づきがあることが多い

筆者の場合「外注」することで、確実に自分の時間を確保し普段できないことをやります。その時間のおかげで、「できない」というストレスから解放されました。さらに嬉しいことに、他の子ども達と接することで子ども自身にも変化がありました。それまでできなかったことができるようになったり、家ではできないことがそこではできていたり。
筆者もはじめは、どこか後ろめたさのようなものがありましたが、子どものそういった姿を目にして“必要な経験”と考えるようになりました。

「親は頼らない」が原則

実家が近くにあるという人は、なにかと親を頼りがちです。ですが、自分の時間を確保するために親を頼るのはやめておきましょう。一度甘えてしまうと、どんどんエスカレートしてしまうもの。それでトラブルになっている人も少なくありません。もしも親に預ける時は、託児を利用したと思ってお礼を渡すくらいの気持ちでいたいものです。

子どもには、毎日笑顔を見せたいものです。笑えないくらいストレスが溜まる前に、きちんと「自分時間」を確保しましょう。負い目に感じず、任せる“勇気”を持ちたいですね。

2014.12.16

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記事を書いたのはこの人

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Written by 西田かおり

1986年生まれ、一児のママ。 大手自動車メーカー退職後、フリーランスライターに。 恋愛・結婚・育児など女性に関するテーマの他、医療系の記事も担当。 仕事も育児も自分ゴトも、諦めず効率的に行う方法を日々模索し実践中。 ブログでは、在宅ワーカーなママたちのプラスになる情報を発信している。 ブログ:http://ameblo.jp/anima-hiyoko/ ツイッター:@nishidakaori 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子