忙しいワーキングマザーのための生活サバイバル術

2014.10.24

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

仕事と育児の両立、ワーキングマザーの日常は毎日目まぐるしいほどの忙しさで過ぎていきます。自分のことは後回しにしてでも、子どもの世話そして仕事への責任感、このふたつを抱えながら、試行錯誤しています。親として子どもの世話はちゃんとこなしたい、仕事だってあきらめずに続けたい。そう思うからこそ頑張れるものの、ある日突然燃え尽き症候群のようになってしまう危険性だってゼロではありません。
家庭では明るくて優しいお母さん、仕事ではテキパキ動ける大人の女性、そうあるためにも覚えておきたい生活サバイバル術とは何かまとめてみました。現在独身の人も、子どもはまだという人も将来のためにぜひ参考にしてみてください。


その1:朝こそできるだけストレスフリーで過ごす

朝大急ぎで家事をこなし、子どもたちを学校や保育園に送る用意をし、身支度も整え、家を出る、毎日戦場のような勢いで慌ただしく過ごすというのが典型的なワーキングマザーたち。でも朝から忙しく動き回っていると、疲労も貯まりやすく、体が持ちません。子どもたちのお弁当の準備、掃除や洗濯などの家事、できる限り夜のうちに片付けてしまい、朝は最低限のことだけして家を出る、そうしたほうが1日を気持ちよくスタートできるし、ストレスもたまりにくいのでおすすめです。

その2:夫にも協力してもらうことをためらわない

共働き家庭であるなら、夫も妻と同じように家事や育児をこなしていくべきなのに、現実は妻だけがひとりで抱え込んでしまうケースが圧倒的に多いのです。共働きというライフスタイルなのに、“良き妻であるなら、家のことも完璧にこなすべし”という考えだけがまだ根強く女性たちの意識に残っているよう。でもそれではいつか自分が倒れてしまうでしょう、だからこそ夫にももっと協力してもらうことをためらわず、やって欲しいことは「やって」と言いましょう。それは“手伝い”という補助的なことではありません。夫たちも主体的な意識を持って家事や育児をしなければ、いつまでたっても傍観者で終わってしまいます。

その3:仕事のときは完全仕事モードに、オンとオフのけじめをはっきりつける

時には子どもが夜中に熱を出し、看病でほとんど一睡もできないという日だってあるでしょう。でもそれはあくまでプライベートでのこと、職場の人がとくに理解を示してくれる、特別な配慮をしてくれるはずと考えるのは止めておきましょう。仕事の場ではあくまで完全仕事モードで、就業時間のあいだは集中力を発揮して仕事に専念し、そして時間が来たらけじめをつけて仕事を終わらせて帰宅します。仕事のオンとオフの切り替えをクリアにすることが職場でも堂々としているための秘訣です。

その4:“何が一番大切か”ということを見失わない

まじめな人ほど、育児も家事も仕事もすべて完璧にこなそうと頑張ってしまいます。そのレベルは人それぞれだとしても、“最低でもこれくらいやらなきゃ”と頑張りすぎてしまうことが多いのです。でも、それがはたして一番大切なことでしょうか? 育児で最も大切なのは、なによりも子どもたちが毎日健康で幸せに暮らせること、大好きなママと一緒に過ごせることであるはず。ですから、ご飯が多少手抜きでもOK、部屋が散らかっていても子どもと遊んであげることのほうが大事だと思いませんか? やるべきことは山のようにあっても、“一番大切なものは何か”、ここさえ見失わなければ、大抵のことは後回しでもよいのです。

2014.10.24

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。