やっぱりうちが一番! いつでも仲良しな家族がやっているたった2つのルール
散らかりっぱなしの部屋に、言うことを聞かない子ども達、パパもあてにならないし……もう……キレそう!! 一番の安らぎの場であるはずの家庭が、イライラの元になってしまっては心は苦しくなるばかり。いつ見ても仲良しな家族には一体どんなルールがあるの? そこで今回はアメリカで行われた、32組の家庭への密着調査から明らかになった仲良し家族のルールをご紹介します。
夫婦で家事を分担しない
「私は夕飯を作るから、あなたはお風呂掃除とゴミ捨てと皿洗い」なんて、家事をきっちり分担することは一見“平等なカップル”のようでストレスを感じる度合いも少なそうですよね。しかし調査によると“どれだけ等しく家事を分担したか”は結婚の満足度やストレスの値には全く関係なかったんだとか。結婚生活に幸せを感じている夫婦はどちらがたくさん仕事をするかに関わらず、同じゴールに向かって働いている時に、より幸せを感じる傾向があるのだそうです(ちなみに……家事分担をしない家庭は、どの家庭も女性の方が多く家事をこなしていたようです)。
結婚生活に満足していると答えた女性は、「夫が“自分は何をする必要があるのか”ということを理解してくれている」と感じているよう。夫達は、妻が料理をしている最中にテーブルをセットしたり、重い荷物を運んだり「あれをして」と頼まれる前に自分で動き出しているようです。家族のゴールを夫婦でよく話し合っている夫婦には“私”の意識より“私たち”の意識が強く、それが家事にも現れる結果に。「私が家族のためにやる」ではなく、「私たちが家族のためにやる」という姿勢が“自分のできることを自分で探す”という姿勢につながります。
また、妻が夫へ感謝の気持ちを表現することが多い家庭ほど、夫の家事参加率が高くなることもわかっています。うちの夫は寝てばっかり! なんて嘆いている奥様は、夫へ感謝の気持ちを伝える機会をたくさん作るのが効果的かもしれません。
一緒に過ごす“すきま時間”を逃さない
“子どものためにも家族で出かけるイベントを計画しなければ!”なんて週末や長期休みに張り切ってしまうママも多いはず。しかし、現実には週末ともなれば夫は疲れて家でゴロゴロ……。旅行の出費も痛いし、“家族のイベント”を実行する機会はなかなか作りにくいもの。しかし、「一緒に過ごす時間が少ない」と嘆く必要はありません。日常の中の見落としがちな“すきま時間”を大切にするだけでも、家族の関係は変わってくるようです。
娘の髪を結んであげる10分、息子の宿題を手伝ってあげている10分、ほんの短い“一緒の時間”でも家族のつながりを強くするには十分なチャンス。調査の中では、母と娘が一緒に洗濯物をたたんでいる最中に、娘が靴下を履き、洗濯物の山の中に足を入れて「どれが私の足でしょう!」なんてかわいいゲームをしていたんだとか。“家族のイベント”を作らなければ! と気を張ってしまって、毎日の生活の中に訪れる“一緒に過ごす時間”を見落としてしまいがちなママは、そんな優しい時間を大切にしてみて。夫が帰ってきた時に、子どもと一緒に出迎える、なんて小さなことから始めてみて下さいね。
参考記事(海外サイト):7 Secrets of Low-Stress Families