子どもの好奇心をつぶさずに・叱らずに育てるヒントとは?
小さいお子さん、特に1・2歳のママは「つい叱ってしまう」ことが多いのではないかと思います。例えば、走るのが楽しい時期では危ない道路で手をつないでくれなかったり、水遊びを加減を知らずにびしょびしょになるまで遊んでしまったときなど、日常で叱りたくなるシーンが起こることも。やってみたい! という好奇心を育ててあげたいけれどママの都合やルールだってある……。そんな悩みを解決するヒントをお伝えしていきます。
好奇心をつぶさずに・叱らずに育てるヒントとは?
手をつないでほしい…
歩きたい、走りたいという活発な時期は手をつないでくれず、とにかく動き回るのが楽しい時期。しかし車や自転車など外には気を付けなければいけない危険もいっぱいです。そんな時は「○○ちゃんが車にぶつかったらママは悲しい」などと真剣に優しく言えば伝わります。道路では手をつなぎ、その変わり公園など安全な場所では思いっきり自由に遊べるようにしてあげるなどして、メリハリをつけましょう。
交通ルールを教えたい…
赤信号では止まる、道のど真ん中を歩かないなど社会生活に欠かせないルールはおうちの方の正しい見本が必要。パパも一緒のときなどにパパに道路の端を歩いてもらい、ママがお子さんに「歩く時は端を歩くんだよ」と説明するなどすると理解しやすいですね。しっかりと見本を示して教えてあげることが大切です。
水遊びのとき…
水遊びをはじめたらびしょびしょになるまで遊ぶのでその後が困る! という悩みを持つママは多いです。はじめに「遊んでいいけれどびしょびしょにしないでね」と伝えます。しかし、子どもは水遊びが大好き。夢中になって水びたしにしてしまうものです。濡れて欲しくない時はママがある程度のところで「お水はここまでね! 後はお家のお風呂でね!」などと別の案を伝えましょう。
お出かけ前後の約束を教えたい…
出かける前には帽子をかぶる、帰ってきたら手を洗うなどは小さいころから習慣にすれば自然にできるようになります。ママが率先して見本を見せましょう。自分で帽子を選ばせて楽しませたり、洗面台のタオルをお子さんが好きなキャラクターものにするなど工夫するのも手ですよ。
散歩のとき…
動き盛りの子どもはいつまででも元気に遊べます。帰りたがらないからといって何時間も付き合うのは生活のリズムが崩れてしまうためNG。かといって突然「もう帰るよ!」「はい!終わり」というのもNG。「滑り台あと3回滑ったら帰ろうね!」など徐々に帰るモードになれる言葉かけをしましょう。
まとめ
子どもの好奇心は叱られてつぶれてしまうことはありません。お子さんはママのまなざしに敏感なのでなるべく叱らずに済むようにこれらのヒントを参考にしてみてください。いけない行為や守ってほしいルールがあるときには、できるだけ落ち着いた優しい声で簡潔に気持ちをしっかり伝えましょう。