2歳前後のお友達トラブルでママ苦戦!? 上手く乗り切るしつけのポイントとは?
子どもが2歳前後になってくると徐々に広がる外の世界。近い年齢のお友達も増え、一緒に遊ぶ姿が微笑ましく感じられるようになります。口数も増え少しずつ理解をできるように成長してくる時期です。
そこで心配になってくるのがお友達とのトラブル。ママ友悩みのトップ3にも上がるのが幼稚園や保育園前のお友達との関わり合い。おもちゃを貸してあげられなかったり、叩いてしまったり……。そんな時どうすればいいの? という困ったママさんにお友達との関わりをサポートするポイントをお伝えいたします。
お友達トラブルから乗り切るポイント
1…いつでも我が子の安全基地になる
人見知りをしてお友達の輪に入っていけなかったり、以前何かトラウマを持ってしまい輪に消極的になってしまった話はめずらしくありません。でも大丈夫です。「何かあっても絶対にボク・わたしを守ってくれる」「嫌な思いをしたら抱きしめたり抱っこしてくれる」「ボク・わたしの気持ちに寄り添ってくれる」と安心できる存在がいれば、子どもは外の世界に積極的に踏み出してみようとできます。万が一、自分の子どもがお友達トラブルで傷付いてしまった時には優しく守ってあげる、子どもにとっての安全基地・安心できる場所であってください。
2…やりとり前よりもやりとり後に助言を
オモチャを持っているお友達に子どもが近づいていったときに、ママが先回りをして子どもよりも先に「『貸して』だよ」と言ってしまうと子どもたちのコミュニケーションが失われてしまいます。子ども同士のやりとりが起こってから「ほしいときには『貸して』だよね」と子どもの行為を助言してあげましょう。我が子が消極的な場合は、おうちでママと子の1対1でオモチャを「貸して」「どうぞ」を遊びながら楽しく覚えさせてあげるのも◎。
3…子どもの気持ちに寄り添いつつ工夫して乗り切る
お友達に「貸して」と言ったのに「ダメ」と言われることも少なくありません。そういうときは泣いたり怒ったりする我が子に「あとで貸してもらおうね」「こっちにも面白いものがあるよ、やってみよう」などと気持ちを切り替えられる言葉をかけてあげましょう。
4…叩いたり叩かれたり
お友達トラブルの中でも、注意が必要なのが叩いてしまったり叩かれたりしてしまうこと。注意を払っていてもトラブルが起こりかねません。もし我が子が叩かれてしまったとき、うちの子がかわいそうと思うのは当然のことですが、相手を叱るのではなく「叩かれると痛いね、嫌だったね。」と我が子の気持ちを言葉にしてあげてから、相手に「叩くと痛いよ、仲良くしてね」などと優しく声をかけましょう。逆に我が子が相手を叩いてしまった場合、まずは「叩かれると痛いんだよ、一緒に○○くんに謝ろうね」と言って一緒にごめんなさいをしましょう。その後近くに相手のママがいた場合は経過を伝えて謝りましょう。この時期はお互い様と思っている方も多いためママ同士でも打ち解け、悩みを相談しあうのも良いですね。
まとめ
「みんなで仲良く」は当たり前のことではありますが、この時期の子どもたちには難しいものです。いろいろなタイプの子どもがいますが、子どもはみんないい子。まずはママがありのままの我が子を受け止めてあげましょう。そうすることでもしトラブルがあってもママのサポートがあれば子どもはお友達と上手に関わっていけるはずです。