ママが理解をすれば二歳児のイヤイヤ期なんて存在しない! イヤイヤを受け止めるヒントとは?
1歳の頃よりも物事の理解が深まり、成長を見せる我が子。しかし、最近「魔の二歳児」と呼ばれるイヤイヤ期がママの間でも話題に。2歳前後はまだ自分の感情を上手くコントロールできないので、ママが上手に受け止めてあげることが大切。そもそも考え方を変えれば魔の二歳児なんて存在しませんし、イヤイヤ期だって受け止め方次第で成長の証だと実感できます。本日は子どものイヤイヤを受け止めるヒントをお伝えしていきます。
イヤイヤ期を受け止める3つのヒント
1…まずは子どもに共感してあげよう
イヤイヤとする子どもの頭の中は上手く気持ちを整理できず伝えられずにモヤモヤしています。イヤだという子どもに「イヤじゃない! こうしなさい!」というのは逆効果。むしろ、それに対してのイヤイヤはさらに大きくなっていき、ママのイライラも増え悪循環。
まずは「イヤだったね、でも○○したらママ嬉しいな。」などと一度イヤな事を共感してあげましょう。共感してあげることで子どもが成長してくると「こうだからイヤだったの」と気持ちを表現できるようになります。
2…言い換え上手でのせ上手!
長い時間のイヤイヤはママも大変! 上手く子どもの気分転換を図りましょう。1歳までは「あれ? あっちに○○があるよ、行ってみようか!」と気をそらせて上手くいっていたことも2歳ともなると知恵もつき、意思が強く記憶力もついてくるので一筋縄ではいかないこともしばしば。そんな時は「○○したいよね!」と一度共感した上で、「でもこれは手を挟んだら痛い痛いになっちゃうんだよ」等とダメな理由を簡単に伝えてから「あっちでママと○○しようか! 楽しそうだね!」などと気をそらせる三段階にしてみましょう。
3…危険な事はダメ! と言ってよし! 日常のダメは別の言い方にチェンジ!
いいこと・ダメなことに関わらずお子さんが何かをしようとしてママの顔をうかがったことはありませんか? 1~2歳の時期は、特にイヤイヤしたときのママの反応を見て、どこまで受け入れてもらえるか? どこからがダメなのか? を判断するようになります。危ないことや人に迷惑をかけることはビシっとダメと伝えてメリハリを付けましょう。ただし何でもかんでもダメダメ言っていると子どもは何が良くて何が悪いのか分からなくなってしまい、自信をなくして消極的、または反抗的になってしまう場合も。まずは本当に危ないこと、人に迷惑をかけること以外のダメを減らし、ダメではない別の伝え方をするようにしてみましょう。
まとめ
イヤイヤ期をやり過ごすには決して子どものイヤをヒートアップさせないこと。長時間のイヤイヤは子どももよりへそを曲げてしまうしママだって疲れます。上手に受け止め、共感することがイヤイヤ解消への道。そんなイヤイヤ期は何年も続きません。イヤと言うことは成長の証と捉え、まずは我が子を見守ってあげる大らかな心を育てていきましょう。