1~2歳のママ必見! 子どもが前向きになれる褒め方とは?
大人になった今でも人から褒められるということは嬉しい気持ちになったり、もっと頑張ろうと前向きになったりプラスの意欲が湧きますよね。子どもだって同じです。それがいろいろなものを新鮮な目で見ることができる1、2歳であればなおさら。どうしても叱る部分も増えてしまう1、2歳時だからこそ、褒めるということを大切にして子供の成長に繋げていきましょう。
生まれたとき~生後12か月を思い出して
生後0か月から成長を見せる子ども。あくびをした、「あー」と声を出した、寝返りをした、つかまり立ちをした……。そんな1~2歳まで成長した今となっては当たり前のことかもしれませんが、当時は万歳して喜ぶほど、褒めていませんでしたか? それに比べると1~2歳の成長は外見よりも内面の成長が著しく、子どもの成長が目に見えにくくなるため褒めること自体、少なくなりがちです。
しかし、毎日見守っていると些細なことでも心の成長を感じることができます。たとえ小さな成長でも喜び、子どもにそれを伝えてあげることが大切なのです。0~1歳代では何事も大げさに褒めてOK。子ども自ら喜んでくれた、自分でできると嬉しいなという気持ちを学んでいきます。2~3歳代は相手の表情をだんだんと読み取れるようになってくるので、大げさに褒めるのではなく一緒に喜びを共感してあげましょう。褒めるときはその事に何点と評価するのではなく、できたことへの理解と感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
褒め方次第で子どもは前向きになる!?
褒めることは大切といいましたが、褒められたからやる……のではなく、子どもが自ら前向きになるような褒め方をしていきたいですよね。
ポイントは「日常を褒める」こと。
特別なことよりも毎日の当たり前を褒めてあげましょう。例えば、子どもが積み木を高く積んだり、歌やダンスを上手に踊れたりしたら褒めてあげたくなります。しかし、朝起きたり、一緒に買い物に行ったときなどは褒めていますか? やって当然のことのように見えて、実は子どもにとってはもっと寝ていたかったのに起こされたり、公園で遊びたいのに買い物に付き合わされたりと、意外と大人の都合で動いていることが多いのです。大人に合わせて当然ではなく、大人に合わせてくれたと思えば自然と「○○ちゃん、頑張って起きたんだね! ママ嬉しいよ。」「お買い物一緒に行ってくれてありがとう、ママ助かったよ!」などの感謝の言葉がでてきますよね。子どもは特別なことを褒められるよりも毎日やっていることを褒められる方が何倍にも嬉しいのです。ですから、何かをしたから褒める……のではなく、毎日の小さな頑張りに対する言葉をかけてあげることで、自然と子どもは前向きに育っていくのです。
いかがでしたか? 最近、叱ることが多いな……褒めていないな……と感じたらさっそく今から、毎日の当たり前のことを褒めてあげましょう。きっとお子様も笑みを浮かべ、喜んでくれるはずです。