「失敗を恐れない子」になってもらうためには?

2014.09.24

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子どもの成長に欠かせないものといえば「挑戦」。何でも、挑戦しては失敗を繰り返し、やがてできるようになるものですよね。とはいえ、「失敗すると落ち込みすぎる」「失敗が怖い」「失敗したくないから最初からやらない」なんて子もいます。
子どもが失敗を恐れすぎないためには、「親の接し方」が重要。失敗を恐れず挑戦できる子になってもらうためには、どうしたらいいのでしょうか。

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ママ自身が「失敗はプラス」と思おう

「失敗=恥ずかしい、間違い、してはいけないこと」……こんな思いを、ママ自身が抱えていませんか? ママがこう思えば、もちろん子どもも同じように感じます。たとえば子どもが失敗し、ママが「こんなことでうちの子は大丈夫かしら?」と不安に思えば、それは表情や言動に自然と現れてしまいますよね。
まずはママ自身が、「失敗はプラス」だと思いましょう。挑戦したから失敗できるのであり、1つの失敗は1つの経験ですし、失敗して分かる改善点も大きく、失敗の連続はやがて成功へと繋がります。ましてや子どもですから、最初から失敗や、何度も失敗は当たり前です。
ママ自身も何か新しいことをはじめて、失敗してみると分かりやすいでしょう。「失敗は成功のもと」です。

無理強いはしない

何でもかんでも「やればできる!」と無理強いするのも問題です。子どもにも「性格」と「好き嫌い」があるので、ここを見極めてあげることも大切。
「性格」では最初から失敗を恐れない子もいれば、「慎重な子、神経質な子、キレイ好きな子、考えてから行動したい子、その場や人や物に慣れるのに時間がかかる子、皆がやるのを見ていると気が乗る子」いますよね。
「好き嫌い」も同様で、プールなど水遊びが得意な子もいれば、工作を進めるのが得意な子、ひたすら絵ばかり書き続ける子など、子どもの好き嫌いは十人十色。できることもあれば、できないこともあります。
「何でもできないと!」「男の子だからできないと!」と無理強いすると、ママが気持ちを分かってくれないことに、子どもの不安感も増すだけ。やってもうまくはいかず、落ち込みも大きくなります。
ママは大きく構え、「どこが怖いかな?」と気持ちを受け止めたり、「これは苦手なんだね」「今日は頑張ったもんね。今度また頑張ろうか」と流してあげましょう。

失敗しても笑顔で、過程を褒め、コツを見つける

実際に子どもが挑戦して失敗したら、まずはママは笑顔でいましょう。ママが悲しんだり怒れば、子どもも悲しさでいっぱい。自分を責めることに意識が集中します。ママが笑っていれば失敗に悪いイメージもつかず、安心して次に進めます。
そして頑張った過程を褒め、失敗から成功へのコツを一緒に探しましょう。そうすれば成長に1歩近づけますよ。

2014.09.24

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/