妊娠中から母乳を出すためにはじめておきたい3つのこと!
出産後、赤ちゃんの栄養となるご飯は母乳。出産後にちゃんと出てくれるかな? と誰しも不安に思うものです。でも大丈夫! 出産後に母乳が出るか、出ないかは妊娠中の準備が鍵を握っているのです。
母乳を出すために妊娠中にしておくこと
1…乳輪ケア
母乳は赤ちゃんが吸うことで出てきます。そのため赤ちゃんが吸いやすいおっぱいにしておくことが大切。それに必要なのが乳輪ケアです。普段自分で乳輪の硬さを調べることなんてありませんよね。赤ちゃんのために目指したいやわらかさは耳たぶと同じくらいを目標にして! 乳輪マッサージは29週以降から行なうと良いとされており、一日一回、指の腹でつまんだりいろいろな角度から乳輪に圧をかけたりとマッサージを取り入れてみましょう。毎日取り組むことで産後に変わっていきます。
2…食生活を見直す
妊娠初期のつわりの時期であれば、栄養をあまり気にせず食べられるものを食べられるだけ食べるのが良いとされていましたが、妊娠後期は改めて食生活を見直さなければなりません。スムーズに母乳を出すためには洋菓子などの糖質や牛乳などの乳製品は控えなければなりません。おっぱいがドロドロになり詰まりやすくなるためです。また、インスタントフードやスナック菓子も同様、母乳の質を低下させるため控えましょう。なるべく和食を心がけ、おやつは和菓子にするなど工夫を。また、産後におっぱいが詰まらないように妊娠中から水分補給は、味の付いた飲料水ではなく水を心掛け、こまめに行いましょう。
3…血流を良くする
母乳の原料はママの血液だと知っていましたか? ママの血液の流れが良ければその分、質の良い母乳が作られて母乳の出も良くなります。特にこれから出産を控える妊婦さんは秋~冬と気温も下がり体も冷えやすい季節に。腹巻、靴下などで体を冷やさないことも重要です。特に大切なのが肩甲骨周りの血流。母乳になる血液は肩甲骨周りから入ってくるためです。妊娠中は身体を冷やさないように工夫をし、肩甲骨周りを伸ばすストレッチを取り入れていきましょう。
まとめ
いかがでしたか? 妊娠中に赤ちゃんが吸いやすいように整えておくことで、出産後、母乳への不安やトラブルが軽減されます。産後の母乳について全く考えていなかった! という方でも大丈夫! 出産前であれば今からでも遅くありません。まずは今の自分の状態を知ってこれら3つのケアを取り入れ、産後に母乳が出る生活を目指しましょう。