妊娠中からはじめたい食生活は和食!? 母乳にいい食べ物・控える食べ物を知ろう!
出産をしたら赤ちゃんのために目指したいのが母乳育児。おいしい母乳とは穀物や野菜たっぷりの食生活がカギを握っています。妊娠中、脂質や乳製品、卵などを摂り過ぎていると、乳腺が詰まってドロドロのおいしくない母乳になってしまいます! 昔からの日本の食文化に根付いている食材を意識してインスタントや外食でなく「手作り」することで無理なく母乳にいい食生活ができますよ。
妊娠中から摂りたい母乳にいい食材とは?
日本ならでは発酵食品
発酵食品は善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれる効果は有名ですね。その他に血液をキレイにする効果もあり妊娠中からぜひ摂ってほしい食品です! 便秘しがちな妊娠中はとくに腸内に悪玉菌が増えやすいため積極的に。主な発酵食品はみそ・酢・ぬか漬け・塩麹・納豆など。
まごわやさしい
「ま・ご・わ・や・さ・し・い」に当てはまる食材は和食にピッタリなものばかり。油や食物繊維、鉄分、カルシウムなどのミネラルを効率よくとれます。1食ですべてを取り入れるのは難しいので、一日の食事の中にできるだけ意識をして取り入れてみましょう。
(ま…豆類・ご…ゴマやナッツ類・わ…ワカメなどの海藻類・や…野菜類・さ…じゃこなどの小魚・し…シイタケなどのキノコ類・い…イモ類)
旬の野菜や根菜類
野菜の中でもその季節ごとに取れる旬野菜は、特に栄養価が高いと知られています。また、土の中で育った根菜類野菜はエネルギー豊富。今の時期の夏~秋の旬食材は、オクラ・かぼちゃ・トマト・枝豆・にんじん・さつまいも等。根菜類はサトイモ・じゃがいも・大根等があります。これらの食材をお味噌汁や野菜炒めなどで一気に取り入れると具だくさんで栄養満点!
乾物
手軽に和食のメニューにも取り入れやすく、常に常備しておきたい乾物。干すことで甘みが増して栄養成分も凝縮! 量もたくさん食べることができます。買ってきたら食べる前に日当たりのよい室内で天日干しをするとさらに栄養がアップするので、ぜひやってみてください。主な乾物は切り干し大根・干しシイタケ・かんぴょう・唐辛子等です。
産後の母乳育児のために控えたい食べ物とは?
いい母乳を出すためはもちろん、出が悪い、詰まりやすいなどのおっぱいトラブルが起こらないように控えてほしい食べ物はこちら。
・牛肉・豚肉などの脂の多い部分
・油の多い魚
・砂糖と脂質が混ざったお菓子類(特にケーキなどの洋菓子)
・乳製品
・糖分や添加物の多い清涼飲料水(甘いジュースや味のついた炭酸等)
・夜遅くに食べる食事
いかがでしたか? 母乳によいのは和食! そして、ごはんと味噌汁、そして野菜たっぷりのおかずの一汁三菜の定食が基本です。妊娠中から産後の母乳育児のために意識をして、妊娠中~産後に控えた方がよい食べ物を覚えておきましょう。