安定期だけど心は不安? 妊娠中期に不安に思うことを知って安心を手に入れよう!
安定期に入るとひとまず安心……そうイメージする妊婦さんが多いでしょう。しかし安心と言えど、お腹のハリや胎動の有無など少しの変化で不安になったりしますよね。後期でもないし病院に行くまでもない……そんな安定期に不安に思いがちなことをまとめてみました。これらを知ることで妊娠生活に役立てられ安心を得られるでしょう。
妊婦さんが安定期に不安に思いがちなこと
安定期に入ってもつわりが治まらない
つわりは目安として16週前後で落ち着く人が多いですが、個人差があり長引く人もいます。悪阻は赤ちゃんが元気な証拠と思ってつわりの終止符を待ちましょう。しかし、一向に楽にならない・極端に食事の量が減った・体重が全く増えないという人は一度産院に相談を。
電車や混雑している場所で強くお腹を押された
妊娠の不安のある初期やお腹が大きくなる後期は、自然とお腹に意識が集中してとっさの事でもお腹をかばったりとフォローするもの。一番中期が無防備な意識になりがちで気づいたら一瞬でお腹を強く押されてしまった! ということも。少しくらいの力であれば羊水がクッション代わりとなってお腹を守ってくれるため問題ありません。押されたショックで一時的にお腹が張ることもありますが治まります。しかしハリがずっと続く・痛みが治まらないという心配に思う場合はすぐに産院へ。
胎動をあまり感じない
お腹の赤ちゃんの動きである胎動は赤ちゃんの元気度を知る手掛かりと言われています。胎動をあまり感じないと不安になるときもありますよね。しかし赤ちゃんはお腹の中で昼間・夜に関わらず20~40分間隔で寝たり起きたりを繰り返しているため、感じない時は寝ている場合がほとんど。また、仕事や家事で忙しく動いているときや集中している時は気が付かないことが多いため、入浴後の血液循環が良くなっている時や安静にしている時など感じやすい時に確認してみましょう。
安定期に入ったしカフェインOK?
コーヒーなどのカフェイン入りのドリンクが大好きな人にとって、ノンカフェイン生活は辛いもの。仕事でイライラしてどうしても飲みたい……という場合は我慢をすると逆にストレスになってしまうため、一日一杯に控えリラックスタイムを取り入れることも大切。ただし毎日1杯の癖がつてしまうと止められなくなるため、週に3回まで。どうしても飲みたいな……という時限定など上手にコントロールしましょう。
歯科検診に行ったら虫歯発見!?
安定期に一度行きましょうとされる歯科検診。妊娠中は虫歯や歯周病が進行しやすいうえ、早産などの原因にも。歯科検診に行ったら虫歯を発見! X線検査や神経治療をすることになったという人も少なくありません。誰しも不安になるこれらの治療ですが、まず歯科でするX線検査ですが浴びる放射量が赤ちゃんに影響することはないとされています。また神経治療は産後まで虫歯を我慢する方が赤ちゃんにも良くありません。歯科に妊娠中ということを伝え、治療に専念しましょう。
不安定な初期を乗り越えてやっと安定期に入ったとはいえ、日常生活の中でも不安は付きもの。他にも不安に思うことやこれ大丈夫かな? と思うことがあれば紙にまとめておき、検診の際に産院の担当医に聞いてみるのも良いですね。