ベビ待ちに大切な葉酸。食事の面を工夫すれば授かり体質に!? 

2014.08.13

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毎日私たちが口にする食べ物に含まれる成分は、身体の中で栄養として使われ体調を整えていきます。何かひとつでも欠けてしまうとそのバランスも崩れてしまうことに。特に現代人は野菜が不足しがちと言われていますが、ベビ待ち(赤ちゃん待ち、妊娠希望)の方なら一度は耳にしたことがある「葉酸」は主に野菜に含まれています。授かり体質を目指すためにも日頃から野菜を積極的に食べていきましょう。


葉酸の効果って?

ベビ待ちの女性の中でも常識なのが「葉酸」。妊娠力を上げるためにも大切な成分と言われていますね。中でも葉酸はサプリメントで手軽に補う方が多いため、口コミで良さそうだから飲んでいるという女性がほとんど。そもそも葉酸とは何か……知らない女性の方が多いのではないでしょうか?
葉酸とは水溶性ビタミンのひとつで、最近特に妊娠前から妊娠初期に積極的にとってほしいと注目されています。また、葉酸は不妊の原因と言われている「ホモシステイン」を低下させるのに効果があると言われているため、赤ちゃんが欲しいと考えだした時から積極的に取り入れて欲しい栄養素です。さらに葉酸は細胞分裂をするときに必要な栄養素なので、受精卵が分裂していく段階でも妊娠初期の赤ちゃんが成長する段階でも必要な栄養素であり、妊娠力を上げるだけでなく、赤ちゃんの成長まで応援してくれるとても大切な成分なのです。

覚えておきたい葉酸に優れた食材とは?

ほうれん草

葉酸と言えばほうれん草……というぐらい、ベビ待ちさんはご存知ですよね。取り入れやすさと調理のしやすさが人気の秘訣。そんなほうれん草には約一束(100g)中、210μg含まれ、さらに20calと嬉しい低カロリー。ビタミンも豊富で成分を損なわぬようサッとゆでて加熱時間を短くすることがポイント。

えだまめ

実は野菜の中でも葉酸が特に多く含まれているのが、えだまめ。ざる一盛り程度の量(100g)中、320μg含まれており、この時期は夏バテ予防食材としても活躍するため積極的に取り入れてみて損なし! 同じ豆類の中でそらまめも同じくらい葉酸が豊富です。

ブロッコリー

ビタミンCが豊富と有名なブロッコリーは葉酸だって豊富。小1株(100g)中、210μg含まれており、歯ごたえがあって低カロリーなことから美容女子にも人気の野菜。

モロヘイヤ

ビタミン・ミネラル豊富として知られるモロヘイヤは栄養価が高い野菜ランキングにも上位に入っており、外食やインスタントが多い現代人におすすめの野菜。そんなモロヘイヤは100g中250μgもの葉酸を含んでおり、ほうれん草と同じく成分を損なわないようサッと茹でるのがポイント。

バナナ

野菜だけでなく果物の中でもおすすめしたいのがバナナ。バナナは栄養価が高い果物として知られていますが、葉酸も含まれています。1本あたり26μgと他の野菜に比べると少し劣りますが、1本でこれだけ補えてしまうのと他の栄養素を補えることを考えると1本で栄養バランスを整えられます。またつわりを和らげる食材としても知られているため栄養が偏りがちな妊娠初期の方にもとてもおすすめ。

まとめ

妊娠初期の悪阻時期などはサプリメントで補う方法でも良いですが、身体の栄養バランスや授かり体質に近づきたいと考えているベビ待ちさんはサプリメントではなく、なるべく毎日野菜から摂取するように心がけましょう。不足しがちな野菜の栄養素を補え、妊娠力に大切な葉酸までも補うことができるため、健康的な体作りをしながら授かり体質に近づけるというわけなのです。

2014.08.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by 美泉菜月

【夫婦アドバイザー/美脚家】フランスパリに美容を学びに留学後、美容業界で活躍。その後、夫婦アドバイザーとして恋愛/婚活/夫婦問題のカウンセリング・講座を行っております。大和撫子のような妻を目指して14年、大好きなことは先にも後にも美容です。 Amebaオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/kurumi401/