「もっと手伝って!」は禁句です。パパにもっと子育てを楽しんでもらうにはどうすればいい??

2014.05.06

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せっかく子どもが生まれたのに、夫が思ったように手伝ってくれない、あるいは“育メン”と張り切っていたのはほんの数か月で、結局育児がすべて妻にかかってきている……。そんな不満をよく聞きます。子どもを育てるという一大プロジェクトはママひとりが孤軍奮闘するべきではありません。ではどうすればパパたちにもっと育児に関わってもらえるようになるか、考えてみました。

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「○○やって、○○して」と一方的に要求しても、煙たがられるだけ

ついつい日ごろから不満や鬱憤がたまり、「たまには子ども連れ出してよ!」と夫に怒りが爆発することもあるでしょう。でもこちらが不満を抱えたあまり、なにかしてという要求だと、パパたちは積極的に動いてくれません。彼らから見れば、「なにをそんなにイライラしているんだ、八つ当たりしないで欲しい」という気分がどこかに残るからです。ですから、もっとあれをして、これもやって、という欲求をぶつけるのはかえって逆効果になるだけと考えましょう。

“子どもと時間を過ごすことは楽しい!”を実感させよう

パパがもっと主体的に育児に関わるようにするには、“子どもと一緒に過ごすってこんなに楽しいんだ”ということを実感させること。義務感ではなく、“楽しい”という気持ちがあれば、より積極的に動いてくれるようになるはずです。どこかに連れていくということだけでなく、おうちでもご飯の用意をしたり、一緒にお掃除をしてみたり……、家事の一部を“アクティビティ”に組み入れて、ゲームのように楽しくすれば、ママだって大助かりです。

“お父さんはこんなにすごいのよ!”、アゲアゲ作戦でいく

育児が完全にママ主体だと、いつの間にかパパの存在感は薄くなり、子どもにとっては“いてもいなくても、どうでもいい人”に格下げされてしまいます。そのレベルから、育児に関わっていくのはかなり難関。それよりも、日ごろからパパの存在感をしっかりママがアピールしてあげるようにしましょう。「パパはこんなことをしてくれたのよ、ママにはとてもできないわー」、「パパのおかげで、ママすごく助かったのよ」といわば“ヒーロー”に仕立て上げるのです。こうしたアゲアゲ作戦でいけば、いざというときパパはもう逃げる口実を失います。平日は仕事に忙しくても、週末はパパの出番! ママと子どもの期待を一身に背負った“ヒーロー”パパに存分に活躍してもらいましょう。

このように、“子どもと過ごせる時間はとても貴重だし、楽しいもの”ということを積極的にアピールし、パパの気持ちをうまくのせることが大事。“夫にそこまでしなければいけないの”と思うかもしれませんが、男性って妙に子どもっぽい部分があるのは事実です。だからこそ、ときには“もうひとりの大きな子ども”に接するくらいの気分でいたほうが、ストレスも感じにくくなることでしょう。

2014.05.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。